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2007.08.05

第三十回 天下への道

OP。晴信様がどうやら目を覚ましたみたいですよ。そして目を覚ましたといえば、こちらの方が漸く動き始めたようです。越後の長尾景虎。…どうしても陰陽師にみえちゃうんですけどね。

 さて、その景虎。兄晴景の養子となり親から子へと家督を譲り渡すという形で長尾家の家督を継ぐという形をとったようです。まぁ、小賢しいと見えなくもないんですが。それにしても武田が動とすれば上杉は静、武田を陽と見れば上杉は陰、って感じですね。ご兄弟の皆様もそんな感じ。
 しかし景虎さまは扱いにくい。「欲」って…。浪ちゃん可哀想ですぜ。(謝ってはいるけど何か違う。) 直江の父ちゃんも、こういう景虎の性格は見抜いてても良かろうに。覚悟してきたのに貰ったのは景時の叱責と巻物1巻とは、まぁ。良かったのか悪かったのか。
 越後統一を目指す景虎は、敵対する従兄弟・長尾正景を従わせるため宇佐美定満をキーマンと考えているようです。「正義」大好きの景虎は一本筋が通った宇佐美を敵(?)ながら認めているようですね。一方で宇佐美の方は景虎がどう動くか、その器量を測っているようです。まだまだ未知数。

 一方、甲斐。勘助は鉄砲調達に動いておりました。個人的には鉄砲が登場してからの戦ってのはイマイチ好きになれないんですけどね。何か、効率よく殺すための道具みたいでさ。それはともかく鉄砲初打ちは伝兵衛でした。
 そして村上側では平蔵が村上の近習として取り上げられていました。出世しましたねぇ。しかし、幸せは続きませんよ。ヒサを側室にとの話が…。平蔵はどうやら側室として上がるのがヒサの幸せと思っているようでしたが、矢崎は平蔵にこそヒサを嫁がせたいと考えていたようでした。うーん、新たな火種にならねばよいが。

 鉄砲調達に奔走する勘助は駿河の義元に港を貸して欲しいと願い出ます。寿桂尼の口添えで港を手配してもらえることとなりましたが、そこで嫌味なのか牽制なのか、北条の話が登場。北条に追い詰められた上杉が長尾家に援軍を求めたという話を聞くことになります。長尾景虎、長尾景虎。皆が新当主、長尾景虎がどういう人物か見極めようとしています。
 港を手配してくれるという寿桂尼ですが、義元の北の方の具合が悪いということで武田と今川の盟約が崩れるのを恐れ、新たなる人質を求めてきます。やっぱりこのお方も只者ではございませんね。

 そして天下取りに向けて晴信・勘助も動き出します。武田としてはやはり海が欲しいところ。てなわけで信濃・越後へと目を向けています。上田原での敗戦で失ったものも大きかったですが、得たものも確かにあったようですね。でも、天下への道ってのはやっぱり戦いの連続になるんだなぁ、と。そこでね、以下次号。次回も波乱の予感。

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