第二十九回 天璋院篤姫
OP。世襲って善し悪しだよねぇ。就きたくもない地位に就かされるって苦痛以外の何物でもない。…と思う。
家定の死は篤姫に大きな打撃を与えたようです。ハリスとの面会や、将軍継嗣問題に巻き込んだことで、家定の死期を早めたと思い悔やんでも悔やみきれないというところでしょうか。しかし当初の目的がそれだったのですから…。違った出会いが出来ればよかったのにね。
さて、もう一方の死。斉彬を追って死を選ぼうとした西郷に、月照は斉彬の遺志を実現するために生きる様諭します。頑張れ西郷、時勢はまだまだこれからだ。
斉彬の葬儀を終えた薩摩では久光が帯刀を側近にと望みます。ここでも斉彬の遺志は生きていますね。でも、問題は山積。斉興は復権を目論んでいらっしゃるようですし、若い侍たちは久光がお由羅の子であることに反発を覚えているようです。ところで大久保さんの考え方は見事に幕末の志士って感じでしたね。
大奥では篤姫が家定の死を本寿院たちにも知らせたいと思います。愛する者の死を知らされないことは辛い、そのような思いを本寿院やお志賀にさせたくないと言いますが、篤姫の口から家定の死を聞かされるのはもっと辛いんじゃないかなぁ、と私なんかは思うんですけど。
そんな時、滝山の態度に不審を持ったお志賀が篤姫の元へやってきます。篤姫は家定の死をお志賀に伝えますが、お志賀からは体の弱い家定に無理をさせ、しかもその不調に気付いてあげられなかった事を激しく責められます。
引き続き本寿院に知らせに行きますが、慶喜が次の将軍になれなかったことへの逆恨みから家定を毒殺したと花で殴りつけられていました。…鋏じゃなくてよかったね。それくらいの理性は残っていたんだ…。(脇息振り上げたのは…?) ところで本寿院に家定の死は真であると伝えたときの篤姫の表情、笑っているようにも見えてしまったんですが、私だけ?
さて、政局。幕府の頭越しに水戸藩へと勅諚が下されておりましたが、内密のはずなのに井伊直弼に駄々漏れでした。この辺、朝廷側が甘いのか、水戸藩側が甘いのか…。あ、直弼の諜報活動がすごいって可能性もあるか。
篤姫は落飾して天璋院となりました。大奥を去るお志賀は、篤姫の事を「家定にただ一人愛された」と評し、篤姫を立ち直らせるきっかけとなります。
家定の死を嘆いてばかりはいらないと気付かされた篤姫は大老・井伊直弼に会い、家茂の後見人のことを切り出しますが、直弼は見事にしらばっくれます。まぁ、本心では厄介な者が出てきたと思ってるんだろうなぁ。さて篤姫はこの老獪な御仁にどう立ち向かうのでしょうね。
| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/25697/42118842
この記事へのトラックバック一覧です: 第二十九回 天璋院篤姫:

コメント