第三十八回 姑の心 嫁の心
OP。そういえば江戸(しかも大奥)がお話の中心の為、幕末の騒動の様子があまり伝わってきませんよね。これはこれでいいかも、と思ってしまいました。
生麦事件の賠償金、25万両。人一人の命の値段と考えれば確かに高くはないかもしれませんが、当時にそういう価値観があったかどうかは疑問。人の命の値段にはかなりの格差があった時代ですからねぇ。(まぁ、今もそう変らないのかもしれませんけどね。)
薩摩のことが気がかりな篤姫の元に、帯刀から手紙が届きます。帯刀からの手紙で薩摩が攘夷を実行したわけではないと知りますが、それをこの当時の日本人に理解させるのはまず無理かと思います。私が江戸時代に生きていたら、さすがは薩摩様だと褒め称えていたと思います。
さて、京。幕末の「大物」が続々と登場してきておりますね。岩倉さんは失脚中。失脚中でもおいしい方だ。しかし、あの猫はいい味だしてたなぁ(笑) 政局の主導権は長州が握っており、朝廷は攘夷一色。ところで、攘夷をといていた長州の方々は誰? 字幕すらでなかった。
薩摩。お家に戻った帯刀さん。あつあつの夫婦ぷりを見せ付けてくださいました。嵐の前の静けさ、ですか。
そんなお二人とは対照的に問題山積なのは江戸。攘夷を求めて京から勅使がやってくるようです。家茂は攘夷は不可能と帝になんとかお伝えしたいと考えているようです。しかし、篤姫、自身が京に上るってのは、あまりにも無茶な発言ですよ。このシーン見てたら、篤姫が行くって言い出したから、家茂が自分で上洛するって言ったように受け取れます。何だかなぁ…。「将軍の権威」はどこへやら。
和宮は家茂の上洛に反対します。京の世情を伝え聞いた和宮が家茂の身を案じてのことでした。上洛を勧める篤姫と、上洛を止めようとする和宮。姑と嫁の心、ですか。
薩摩では帯刀さんが家老職に。期待していますよ。貴方がいたから、幕末の薩摩は力を出し切ることが出来たのだと。
そして、龍さん登場。うーん、勝さんの貫録勝ちだなぁ。一方的に圧されまくってましたね。そして、勝さんに弟子入り志願。これを機に龍さん、大きく成長してほしいものです。
さて、家茂の上洛について海路と陸路で揉めておられるようです。篤姫、ここまで口出しするか…。勝の魂胆を見破ったまでは良かったのですが、にんともかんとも・・・。でも、まぁ、似た者同士、仲良くなってください。
家茂から今回の上洛が篤姫の差し金だと聞いた和宮。珍しく、感情的におなりのようです。正直、これは嫁と姑というより、和宮と篤姫の性格の違い、のような気もします。でも、篤姫、自分のやっていることが国の為正しいと思っているのなら、恨まれたと悲しむ必要はないかと思います。
そして、家茂を見送る二人。あのお守りはねぇ、和宮に恨まれても仕方ないかと思います。正直、こういう姑は持ちたくない。まぁ、篤姫らしい、といえば篤姫らしいですけどね。
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