2008.10.04

第三十二回 桜田門外の変

OP。でも、誰がどう言おうと日本が開国したのはこの人。薩長…というか、明治新政府は感謝してもいいくらいですよね。誰かがやらねばならなかった憎まれ役を買ってくれたのだから。


 まずは大奥の話題から。幾島がとうとう篤姫の元を離れていくことに。幾島の置き土産は、桜島を描いた掛け軸でした。名残は尽きませぬが、今はそれどころではなさそうですね。安政の大獄の余波はまだまだ広がりそうです。家茂は井伊のやり方に賛同できないご様子ですが、辞職を申し出されると結局何も出来ませんでした。何つっても後ろ盾、だからなぁ。篤姫はやめさせられる事がないことを知りつつ辞意をちらつかせた井伊のやり方を卑怯と怒り、井伊の政策により幕府が信義を失ったことに対し不安を抱きます。それはそうと何かあれば大奥に愚痴りに来る(ようにしか見えない)家茂はちょっと頼りなく見えちゃいますね。個人的には、ここで辞表を受け取ってあげた方が直弼の為にはよかったと思いますけど(笑)

 薩摩では下級藩士たちが打倒井伊を唱え立ち上がります。小松さんは血気にはやる大久保さんたちをを止めようと説得を試みますが、今の時勢に希望を見出せない大久保さんの耳には届きません。というわけで、小松さんは久光に直訴。さてさて、どうなることか。しかし、大久保さんの言った「捨石になっていい」と言う台詞は、幕末って感じがして悲しい。

 一方、井伊は新たな策略、公武合体を打ち出します。滝山から家茂に御台所をという話を聞いた篤姫はまだ早いと切捨てますが、だから、あの家茂では無理があるって(笑) 遅いくらいじゃ。篤姫が家茂を独り占めしたいだけにしか見えません。家茂が御台所のことなんてまだ考えた事もない、っていったときの篤姫の嬉しそうな顔といったら…
 「そんなことより」咸臨丸です。勝さんだ、勝さんだ。がっちりした勝さんだ。しかし、篤姫、表にこう出張っていいのかねぇ、って気が。ちなみに勝さんの土産(?)はジョン万次郎でした。いや、ミシンか?

 そして、薩摩。決起の日に届いた久光の書状。久光の言葉によって突出を思いとどまりました。この時代、「お殿様の言葉」が如何に重かったか、ってことですよねぇ。

 さて、篤姫vs直弼。密室で二人きりですね(笑) あ、いや、違う、違う。直弼は自身の手を「穢れた手」と評しますが、篤姫への嫌味ならともかく、幕政改革の為に必要だったと思っているのならばそこまで卑下することはないと思いますがね。天に恥じる事はない、と言い切るんですから尚更。

 そして運命の日。個人的に銃は嫌いです。刀より人を殺すという意識が薄れそうで。それはともかく、井伊さん、さすがの最期でした。

 次回は柳瀬の大好きな和宮様の登場ですが…。か、和宮…?

 


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2008.07.22

第二十三回 器くらべ

OP。やっぱり身分が高い人って大変だよなぁ…。生まれながらに重い荷を背負っているようなもんだからなぁ。

 篤姫が大奥に入ってから半年。家定様は相変わらず家定様のようです。でも、どっちが楽なんだろう…。篤姫は幾島に家定について、実は頭脳明晰な人物であったこと、しかし、慶喜の擁立は難しいと伝えます。このとき篤姫は家定が「一橋は好かぬ」と言ったと伝えてますけど、前回もっと大事な事を言ったと思いますけど? 「(慶喜が)この難局を乗り切れるとは思えぬ」って。こっちの台詞の方を伝えた方が良かったんじゃないかと思います。西郷さんだって、そういう印象抱いてたんだし。これ、斉彬に伝えてれば、また違う展開になってたかもしれないなぁ、なんて、ね。ちなみに上様は寂しいお方だと思います。上に立つ者の孤独って奴ですね。

 篤姫が家定について頭を悩ましていたその頃、ハリスが家定との面談を要求します。家定は相変わらず家臣たちを煙に巻いていますが、皮肉についてはさすがだなぁ、と思いました。ところで斉昭の仕事って何なの? 他の幕閣に文句言うだけ言って退任したようにしか見えませんでした、このシーン。

 あれから何だかんだ言って家定は大奥に来るようになったみたいですね。でもやってる事はハリスについての話と五目並べ。…色気ねぇ、しかも家定弱い(笑) でも、篤姫にとっては収穫があったみたいですね。会った事もない慶喜を次の将軍にと望むのはおかしいと思い、慶喜に会えるよう取り計らってもらいました。
 そして慶喜との面談の日。篤姫は慶喜に日本とアメリカについて意見を求めますが、何だかはぐらかされた感じです。ま、滝山もいるし、場所も大奥だし、ちっとは割り引いて考えてあげてもいいんじゃないかとは思いますけどね。

 薩摩。またまた尚五郎さん愚痴大魔王(苦笑) お近さん、怒り爆発です。それにしても、お近さんは素晴らしい。尚五郎さんも再び三度目が覚めたようです。そうやって、薩摩の中枢となれ!

 篤姫は慶喜だけではなく慶福ともお会いする事に。…ん?慶福ちょっとでかくないか? まぁ、いいか。
 でも、これで慶喜と慶福を較べられたら慶喜可哀想じゃないか? 一方は政治の話で一方は他愛もない世間話。まぁ、挨拶の仕方一つでも、その人を表すといいますけどね。しかし、その後の毒入り(?)菓子事件で、慶福の評価急上昇。
 …ってところで録画が切れておりました…。やっぱり生で見ないとこういうことが…

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2005.12.13

最終回 新しき国へ

 タイムリーな更新だけが取り柄だったんですが、最後の最後でポカをしていまいました。しかも「60分拡大」の意味も取り違えてたし…。60分拡大だったのね。柳瀬はてっきり通常時間+60分だと思っていました。

 気を取り直して。
 鎌倉勢がとうとう白河関を越えました。ここからは心理戦。ただひたすらに泰衡に揺さぶりをかけ続けます。いやぁ、いい演技してますよね、いっけいさん。ナイスなへたれ振りです。
 そこへ当然のごとくやってくるうつぼ。だから何故そんなにすっきりした格好で平泉まで来れるんですか? 新幹線ですか? 新幹線なんですか? 吉次という後ろ盾があるから、まぁあんまり苦労はないかもしれませんが、それでもこざっぱりしすぎてるなぁと。そして、最後の晩餐。一期は夢よ、ただ狂え。

 鎌倉では、政子が頼朝に詰め寄ります。義経を攻めきれぬのは頼朝が「情」に負けているからだと。その言葉に決心を固めた頼朝は泰衡に最後通牒をつきつけます。
 院宣がなくても攻め入るとの頼朝の言葉に泰衡とうとう屈服、義経を攻める覚悟を決めます。決めてしまえば意外と行動力のある泰衡。手始めに弟忠衡を血祭り(?)にあげます。「家」を守るという大義名分の前には、兄弟の情愛なんて所詮こんなものです。

 それに対し、立ち向かうことに決めた義経。まぁ、確かに泰衡を恨むのは筋違いのような気がします。はっきり言わせていただけば、(少なくとも大河では)奥州藤原家に何の利益ももたらしておらず、戦の種を蒔いただけですからね。新しき国だって、平泉のっとり計画としか思えなかったし。(…言いすぎ。)
 妙にほがからな義経主従のもとにも忠衡暗殺の知らせが届きます。そしてうつぼは皆々様のあつい思いを受けて都に戻ることに。…独りで戻るの? ねぇ、独りで戻るの?

 そして、最後の戦。ここでの主眼は6人がいかに見事に死ぬか、なんでしょうけどね。何だか全体として不思議なシーンだったような気がします。(弁慶と喜三太の別空間での別れ、とかね) 6人の死は、武士としての生き様を貫いたと言えばそうなんでしょうけど、個人的には本当に「新しき国」を作る気があるのなら、逃げて逃げて、生きて生き抜いてこそ、だと思うんだけどなぁ。
 とうとう義経・弁慶のみになったところで、呪われしアイテム「夢の屏風」再登場。最後の最後まで出てくるんですね。そして、弁慶の最後の見せ場、立ち往生。と、思っていた矢先……
 あれは何?最後のあれは何? 悪いんですが、吹きだしてしまいました。…えーと、感動的なシーンになるはずだと思ってたんですけど。

 持仏堂にこもる頼朝。わしを恨めと涙する頼朝ですが、まぁ、なぜそこまでこじれたのかが1年見続けていてもイマイチわかりにくかったなぁと思います。そしてその前を高笑いしながら通り過ぎる北条親子に今後の鎌倉が象徴されていましたね。
 ところでラストのうつぼの「義経様…」は普通に考えると静の役目ではないんでしょうか…?


結局最後の最後までちょっと辛口だったような気がします。(「ちょっと」ですよね?)
ま、去年もそうだったし、来年もそうなると思います(笑)
そう、来年。司馬作品の中でもかなり好きな作品『功名が辻』。ちなみに柳瀬は知り合いに「『功名が辻』ってどんな作品?」と聞かれ、「持参金を隠し持つ鬼嫁の話」と答えました。来年の大河感想がどうなるのか推して知るべし。

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関連リンク
酔想 様。
 奥州藤原氏の歴史が詳しく語られています。

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2005.12.04

第四十八回 北の王者の死

 秀衡~~~~~!!! と、お約束で叫んでみる。(でも、マジで残念。)

 さて、平泉についた義経一行。ま、ここまでしてもらえれば居心地はいいだろうなあ。そして佐藤兄弟討ち死にのご報告。…よく考えれば義経の郎党で討ち死にしたのって、この二人だけなんですよね。変に勘ぐられなくてよかったですな。
 ここでも登場、夢の都が描かれた屏風。秀衡に問われ夢の都について語ります。…何でだろう、柳瀬には義経の言うことが夢物語にしか聞こえない…。理想が高いのはとってもいいことなんですけどね。おんなじことでも秀衡が言うとまた違うと思うんですけどね。ま、要するにだ、実力がないのに言うことだけがでかい気がするんですよ。にしても、彼らは平泉で妙にまったり過ごしてますよね。この辺りも、柳瀬にとって義経の行動が気に食わない(←あっ)一因だと思います。(全体として批判的なのは『黒龍の柩』を最近読んだからだと思われます。)
 吉次登場。静のことをご報告。ま、ま、嘘も方便と申しまして。でも、嘘をつくなら頑張ってつき通してくださいね。ただ、全体を通してみるとお互いの気持ちを思いやったいいシーンだったと思います。

 さて、鎌倉の頼朝。秀衡に揺さぶりをかけます。狐と狸の化かしあい、再び! これこそ上に立つものの駆け引きです。義経は、頂点に立った人たちにこれだけ接しておきながら(清盛・秀衡・頼朝)、イマイチ政治的駆け引きについて吸収し切れていません。もったいないなぁ。秀衡の去就に就いてはさすがの政子も見抜けてないようで。が、頼朝のみは秀衡の真意を見抜きます。そうそう、笑ってましたよ。

 秋。泰衡に奥州藤原家4代目を継がせることを宣言したその日、秀衡がいきなり倒れてしまいます。そしてとうとう恐れていた日が。…北の王者、静かに眠りにつきました。
 秀衡の死の知らせを聞き、頼朝が動き始めます。泰衡に義経を差し出せと伝えたところ、義経はいないとの返事をします。これを見て泰衡与しやすしと見た頼朝は泰衡に揺さぶりをかけ続けます。かなり効いてますね(笑)

 さて、来週は最終回「新しき国へ」。柳瀬の興味はその新しい国がモンゴルにあったりしたらどうしよう、ってところです。そして、60分拡大って。もう一週やるわけにはいかなかったのかなぁ。
 
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関連リンク
若葉マークは無敵の印!駆け出し事務所日記 様
 とっても読み応えのある文章で、歴史好きな方にお勧めです!

TOSUのブログ 様
 うつぼもそうでしたが、何故平泉にあんなにあっさり着くんでしょうね。

ザクとは違うのよね 様
 マツケンの秀衡、すごく見てみたいですねvv おいしいとこどりだろうなぁ。

「感動創造カンパニー」ダスキン城北の部屋!仕事も人生も感動だっ! 様
 もしも、あの時。あるはずのないことに思いを馳せると、空間が無限に広がる気がします。

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2005.11.27

第四十七回 安宅の関

「太平記」とか読んでたら山伏という単語にはとっても反応してしまいます。
ま、今日はそれよりなにより勧進帳!!

 さて、厳しい逃亡の旅を続ける義経一行。足取りは掴まれているような、いないような、って感じでしょうか。
 加賀まで来たものの、慣れぬ雪道に難渋する一行ですが、お口から生まれたような三郎の力で一晩の宿をGETします。そこで、何と巴と再会!! 何となく巴ちゃんには違う生き方のほうが似合う気もしますが、こういう設定も悪くないなぁという気もします。(…どっちだ) ところで他のメンバーは巴とは会った事なかったっけ? しかし、これだけ楽観主義者が揃っていると、案外気持ちがいいものです。そうそう、進路は安宅関突破コースを選択です。ところで、ココまで来て「富樫に賭けてみる」という台詞は如何なものでしょう。

 安宅関。…まあ、この土壇場のわりには思ったより厳しい詮議ではないような気もしますが、…まぁ、いいか。一旦は関所の通行許可を貰うものの、そこへ本命富樫登場。いや、石橋蓮司、おいしいなぁ。とぼけたようで鋭いことろを突いてくる。お互い一歩も譲らぬ駆け引きが続きます。(…富樫優勢?) そして、そして、勧進帳。弁慶一世一代の大勝負です。後ろから見られたらどうしようかと思ってたんですが、そこはちゃんと考えていました。さすがだね、弁慶さん。(ところで義経さんは頭が高いかと。)
 何とか白紙の勧進帳を読み終え、関所を抜けようとしますが、懐に忍ばせていた笛を見咎められまたまたピンチに。笛っていうのは意外といいところに目をつけたなぁと思います。「義経」の中では何かとキーアイテムですからね。ここで捨てられるのも一種の象徴にもなるかと思います。そして、弁慶の打擲。猿芝居ではありますが、ここは猿芝居でいいところなので(?)、ああ、安宅関って感じでした。

 来週は平泉。…秀衡、もう死んじゃうんですね。せめて、あと1週くらい生きててほしいなぁ。

関連リンク
ザクとは違うのよねさま
TOSUのブログさま

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2005.11.20

第四十六回 しずやしず。

 頼朝・政子の場合好みというより、政治的な感じがしますけどね。

 さてやたらとやつれている静ちゃん。頼朝はもう少し丁寧に扱いそうな気がします。義経に対する切り札にもなるだろうし。娘(政子)可愛さのあまりのお父さんの独断?
 義経たちは、六波羅の手から何とか静を取り戻そうとしていますが、静一人のため何をしているんだろうと思ってしまいます。少なくともこんなに悠長に構えている場合ではないはず。…本当に「新しい国」を作る気があるんでしょうか。何だか義経って、言ってることとやってることが違うような気がするんですよね。(相手によっても違う。) その点池禅師はとっても正しいことを言ってると思います。

 そして、別れ。お徳たちの元を離れ平泉を目指す義経一行。(偶然にも)同じ日に鎌倉へ向かうこととなった静の乗った輿を見送ります。諦めきれない義経主従は何とか静を取り戻す手段はないものか、ひそひそ話をしていますが(←これもどうかと思う…)、そこへ朱雀の翁登場。あの輿は空だと聞かされます。そこへ、何にも知らない忠信が静を奪い返そうと、無謀にも列に突っ込んで…。……このシーンに対して言いたいことはいろいろあるんですが、とりあえず一言だけ申し上げますと、この場面に象徴される義経の言動が、柳瀬が義経の事を言ってることとやってることが違うと思う原因なんじゃないかと思うわけであります。

 実はすでに鎌倉へ連れて行かれていた静。ここでも頼朝に対して毅然とした態度を取り続けます。でも柳瀬は静にこそ「お分かりになられないのですか」と言ってあげたいですね。が、頼朝がもっといい事を言った。「弟ゆえじゃ」はどんな言葉より効いたと思います。ま、結果として北条氏の思い通りになってしまったという感はありますが。
 ところでOPで少し触れられていた静と政子。頼朝を問い詰めるシーンを見てちょっと思ったんですが、なぜ義経が討たれなければなれないかと言うことがわからないあたり静の限界という気がします。政治的にサポートは出来ない。(ま、する気もなかったでしょうが。) でも子供をなくした静はやっぱり可哀想だったのでこの辺で。

 鶴岡八幡。静の見せ場中の見せ場ですね。柳瀬は舞の素養が全くないので何とも発言のしようがないのですが、あれはあれでOKなんですか? そして政子の解説(?)はいらなかったような気がします。頼朝の怒りをもっとさりげなくスマートにおさめてほしかったかなぁと。(ま、大河の頼朝はお怒りではなかったようですが。)

気付くともう残りあとわずか。来週勧進帳で、再来週は平泉、そして夢の跡?

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ザクとは違うのよね 様
今回は静ちゃんスペシャルでした。静好きの方にお勧めです。

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2005.11.13

第四十五回 夢の行く先

大天狗、後白河法皇の表情が秀逸です。

 さて義経の逃避行。冬の山は厳しいと思いますよ。まぁ、意外と整備された道歩いているみたいですけどね。ちなみに間道を通らず正攻法で進む判断を下した義経は正しいと思います。
 一方静ちゃんサイド。…やっぱり足手まといになっちゃいますよねぇ。ただ、義経主従は何だかんだいっても静の存在で癒されてたところもあったので、これもまた、覚悟の上か。(先週よりちょっとソフトな意見<笑>)

 その頃鎌倉では頼朝が「天下の草創」を掲げ、都の人事を強引に推し進めていきます。それに反発と不安を覚えた後白河法皇は、便利な「手駒」義経をまたまた利用しようと考えます。保身、保身。保身をさせれば右に出るものはいませんからね。
 法王からひそかに出された、「義経をかくまえ」という知らせに法王に裏切られたわけではないと思った義経は都を目指します。…法王を信じると碌な目にあわない、ということを彼はまだまだ学習していなかったようで。
 警備の厳しい都には入れないまま近江にとどまっていた義経は、先日の難破ではぐれた喜三太らと再会します。よかったね。そして、後白河法皇へ文を出します。…が、保身第一の後白河法皇はとりあえず無視。さぁ、逃げ回れ、逃げ回れ。

 さて、静。六波羅に捕らえられ、北条時政に尋問を受けますが、なかなか頑張りますね。が、頼朝はそんなに甘くありません。裏で手を引いているのが法王だと察している頼朝は、寺社への締め付けを強化します。このまま近江にとどまるのは危険と感じた義経一行は、都に入ります。灯台下暗しってね。
 一方こちらは捕まってしまった行家。行家の言ってることにも多少の真実もあるような気がします。義経に対しても頼朝に対してもね。
 行家斬首の知らせを聞いた頼朝と政子のそれぞれの反応がなかなか面白い。頼朝のほうが非情に見せかけて実は情の人、って感じがしますもんね。政子は昔から敵対勢力には容赦なし、だから。

 キーアイテム、夢の都を描いた「屏風」、またまた再登場です。…義経は自分の求める都が鎌倉にも京にもなかったと言い、平泉に行くことにしますが、人の創り上げた都を足がかりに、自分の理想を築きあげようとするあたり、結構したたかですよね。

来週は「しずやしず~」。静は身ごもってるみたいなんで、やっぱりあるのかなぁ、崖から子供を…、ってシーン。

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ザクとは違うのよね 様
 静ちゃんのお腹のややはすごく気になります。
TOSUのブログ
 神懸り義経は、最後まできっと神懸り…?

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2005.11.06

第四十四回 静よさらば

 OP。義経に対する追求の厳しさが述べられますが、これこそが頼朝の作った国です。(守護・地頭) 義経はこれにどう対抗する?

 義経は都を戦火に巻き込むことを恐れ、都を去ることを決意します。ま、理想を追い求めるのも結構ですが、勝算はいかほどあったのかなぁ。義経ほどの武将なら、勝算のない戦いはしなさそうな気がします。少なくとも土佐坊の首を斬って頼朝に決意の程を見せ付けた、先週までの義経ならば。
 法皇様に「都落ち」のご挨拶をした義経は、正妻・萌に鎌倉へ帰るように伝えます。義経の周りにはいろんな女の人がいましたが、一番可哀想だったのはこの人。ま、彼女は彼女なりに幸せを掴もうとしてたみたいですけどね。あっぱれ。

 法王&丹後。これぞまさに魂消た。ま、今まで都を押さえた武士たちは玉を手中に収めるためにかなり不遜な行為もしてましたから、法王の狼狽も致し方ないことで。でも、この品行方正がウリの義経がそういうことをするわけがないじゃないですかね(笑)

 さて、豊後を目指す義経一行の元に平家の亡霊が…!(爆) えーと、「船弁慶」ですか? 「船弁慶」がどうのというつもりは毛頭ありませんが(むしろいい話)、大河の中に取り入れる必要はないような気がします。取り入れるならもう少しスマートに取り入れて欲しいです。何か無理があったような…。とりあえず、この騒動で仲間と散り散りになってしまいます。

 さて、頼朝と朝廷。狐と狸の化かしあいです。頼朝は、今まで法王が手のひらの上で転がしていた、義仲や義経とは一味も二味も違いますよ。
 そして、散り散りになった仲間を捜すため聞き込みに言っていた弁慶から、義経追討の院宣が出たことを聞き、義経は激しく動揺します。一応ナレーションでフォローは入れてありましたが、仲間のことは二の次ですか? まま、それはおいといて都へ戻る義経・弁慶・静。そこで待ち受けていたものは…(笑) 今回はこういう路線ですか。鬼一法眼の再登場は、いいんですがね。ああいう妖しさは三輪さんに似合うので。でも、何かノリとしてはRPGでもやってる感じがします。仲間たちの(都合のいい)再登場といいねぇ。

 義経は法王にあって追討の院宣を撤回してもらおうと考えているようですが、無理ですよ、無理。以前もいたじゃないですか、法王にいいように扱われてポイっと捨てられたお方が。宗盛とか、宗盛とか、宗盛とか。

 吉野に入った義経一行ですが、安住の地はありません。今後更に険しい道を行かねばならぬ義経一行。完全に足手まといになっていた静はここで脱落。…はっきり言えばこうなることはわかっていたはずなのに何故ついてきたんだろうなぁ、と。敵に追われている身で(少ない)兵力を分散しないといけないのも辛いし。義経のことを本当に思えばついて行かないほうが良かったと思いますが、どうでしょう。そしてお母さんもそのことを察して留めるべきだったと思うんですが。…まぁ、話は変わっちゃいますけどね。

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2005.10.30

第四十三回 堀川夜討

OP。義経暗殺計画、だそうで。何か義経がえらくへこんでましたね…。

 さて、問題の伊予。頼朝も手をうってまいりました。地頭を置いて義経を兵糧攻めです。が、その後ろには政子ちゃんの進言が。だんだん鎌倉側は北条親子が、義経側は法王さまが思い通りに操ってるように見えてきましたね。
 
 堀川のあたりをうろつく不信な人物に、弁慶の顔見知り土佐坊昌俊がいることを知り寺を訪ねてみますが、どうも様子がおかしいことに気付きます。
 更に萌ちゃんは(もしかすると疑心暗鬼かもしれませんが)、自分の挙措が郎党に見張られてると義経に訴えます。(ま、疑心暗鬼にもなろうて。) 土佐坊の動きを探ろうとしている弁慶たちの動きと微妙に一致しちゃったため、義経は不信に思いますが静ちゃんに諭されて、事態を静観することにします。
 ところで義経の夢見る「新しき国」ですが、よっぽど「力」を持たなければ実現は不可能ですね。人が人であるかぎり。何せ人類の歴史はまんま争いの歴史ですから。ま、一応容易ならざる道であることは義経も自覚しているようですが。
 しかし義経と静の会話って、明るい話一切してないような気がします。

 さて、本題。堀川夜討。久々の乱闘シーンです。静ちゃんも萌ちゃんも、薙刀の心得あんまりないようですので、奥に引っ込んでたほうが邪魔にならなくていいと思います。あそこで、萌ちゃんが強かったら萌えたんだけどな。(いや、冗談じゃなくて。)
 そして土佐坊の「置き土産」。…義経が恨まれてないってのは本当かなぁ、とか思っちゃったりもするわけですが。少なくとも窮地に陥ってた義経を、鎌倉にとりなしてくれる味方は一人もいなかったわけだし。まあ、どっちかっていうと、単なる兄弟の確執だから手を出したくなかっただけでしょうね。
 ところで土佐坊が鎌倉の差し金っていう証拠はあったんでしょうか。(頼朝の自白ってのはおいといて。)柳瀬的には頼朝と義経の仲を決定的にするための法王の策略だった方が、面白かったと思います。(…え?)

 vs鎌倉戦を控えて、憂い顔の義経。どうやら都で敵を迎え撃つことに対することへのためらいのようですが、戦はどこで行っても迷惑なものです。都の民だけしか民じゃないのかい、君にとっては。とりあえず、都は去るようですが。
 あとは、法王の保身術が炸裂です。義経の没落ここに至れり。

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2005.10.29

第四十二回 鎌倉の陰謀

OPは見逃しました…
一週遅れの大河感想です。

 というわけでまずは法王とのご対面。お兄ちゃんに会えず意気消沈の義経ですが、思いもかけず(?)温かいお言葉をいただき、ちょっと嬉しそう。頼朝の言葉を借りれば「情」を求める人ですからね。その「情」を上手く利用しようとしているのが勿論法王様。今回の義経に対する接し方も頼朝に対する切り札として抱き込もうとする腹ですが、気付いてますか? 気付いてくださいね。それこそ危機管理能力。
 静に己の胸のうちを語る義経の元に所領没収の報が。心は鎌倉にないのに所領だけは安堵してもらおうと思うのは甘い、甘い。(と思うのは柳瀬だけかなぁ)
 そんなある日突然うつぼ登場。義経主従と行動を供にするのかと思いきや、自分ひとりで生きる宣言。…えっと、すみません。ここで登場する意図がわからないんですけど…。これは何か、平泉で会うための伏線か? 吉次と一緒なら奥州にひょっこり登場してもおかしくないですからね。

 さてさて、法王に呼び出された義経、今回は伊予守を拝します。浮かれる一行ですが、やはり心配なのは鎌倉の意向。その懸念を述べた弁慶に、義経は新たな決意を語ります。
 伊予守任官の報は勿論鎌倉にも伝わります。法王の動きを掴むため、頼朝は景時を京へ遣わすことに。そんな中、やっぱり怖いのはこのお方、政子ちゃん。まぁ、みんなの心の動きを寸分の違いもなく洞察しちゃってさ。あなた、何者?
 上洛した景時は萌ちゃんに会うため、義経の元を訪れます。頼朝との関係が壊れたのは景時の讒言によるものと信じている三郎達はいきり立ちますが、義経は皆を押さえてご対面。ここで萌ちゃん(ちょっとだけ)クローズアップ。どちらかというと日陰者に追いやられている感のある萌ちゃんですが、実はいい子だよなぁ。

 そしてトラブルメーカー行家登場。どうやら鎌倉へ反旗を翻すことを薦めに参った模様。ここで義経は自分に謀反の意思がないことを伝えますが、行家から「その行動そのものが謀反である」と、(正しい)指摘を受けてしまいます。義経には今の今まで己の振舞いが鎌倉への敵対行為とは考えていなかったようで。義経は己の存在を軽く見すぎてたのかもしれませんね。
 この行家の行動は勿論鎌倉の頼朝の耳にも入ります。義経を討つことにためらいを感じている頼朝ですが、そんな頼朝をみかねたのか、政子ちゃんが動き出しました。やっぱり怖いなぁ、このお人は。
 またまたいろんな思いが渦巻きまくってますよ~。

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2005.10.16

第四十一回 兄弟絶縁

 OP。だから臣下として尽すって言ってなかった?(あれ、違ったっけか?)

 さて、旅の途中思案を重ねる義経。頼朝の胸中はわかりましたか? まぁ、わからないだろうなぁ。わかってたらここまでこじれてないと思われます。
 一方鎌倉。話題の的は義経、義経、義経です。頼朝の恐れていることは、宗盛と義経が手を組むこと。というわけで、義経の力を削ぐためいろいろと策をめぐらしているようです。

 ここでちょこっと平家一門がクローズアップ。
 まずは宗盛の懺悔。まぁ、宗盛はコンプレックスの塊のような人ですからねぇ。上に立つタイプではなかった。平家の頭となったのが、宗盛の運の尽き。そして、こういう心情を吐露されたりするあたり、義経はやっぱり付け込まれやすいタイプなのかも。
 重衡は南都焼き討ちがたたって、他の捕虜よりも待遇はお悪い様で。ですが、輔子と最期の別れが出来たところを考えると、まぁ、それなりだったのかもしれません。

 さて、都まであと一歩というところで、鎌倉より使者が参ります。鎌倉からの命令は「宗盛を斬れ」。義経は納得できないようですが、仏門に入っても反旗を翻した方もいらっしゃいますし(義円とか)、遠国に流されても牙を磨き続けてきた方もいらっしゃいます(頼朝とか)。人情だけで生きるのもいいんですが、そのあたりの見極めはしっかりとお願いします。あと、彼は平家の総大将だぞ。それを生かしとけというのはかなり無理があると思われますよ。
 最後の晩餐、というわけでもなさそうですが、訪ねてきた宗盛と回顧談を繰り広げる義経。何か今回、宗盛が妙にすっきりしてましたね。

 今まで(全く)気付かなかった頼朝の意図がここにきてようやく見えた義経。己が試されていたことを気づいてしまいます。…なんだろう、気付かないといけないことは気付かないくせに、気付かない方がいいことには気付いてしまいますよね、この義経は。ま、いいですけど。見せていただこうじゃないですか、義経が作ろうとしている国とやらを。国づくりは綺麗事だけでは出来ないと思うぞ。

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2005.10.09

第四十回 血の涙

OP。命がけで戦ったのは弟だけじゃないのも事実です。

 さて、前回したためた「腰越状」。大江広元へ届け、あとは裁定待ちです。広元の素敵なところは頼朝に直接渡さず政子ちゃんに見せるところ。頼朝のことを良くわかっていると言うべきか。
 義経の処遇に関しては、鎌倉の悩みどころの一つです。法王の思惑も絡んで、一歩間違えば義経状態(笑)に陥るので、ここは慎重に対応したいところ。が、源氏の兄弟二人とも、北条家(というか政子)の手のひらの上で転がされているという印象が強いですな。

 そして頼朝も実はとっても気にしてる義経の書状の内容。てなわけで、広元にさりげなく(?)確認したところ、問題の書状を持参していた広元から手渡されます。…上手く逃げたな、広元。こういうときは当事者に押し付けてしまうのが一番ですもんね。書状を前に苦悩する頼朝。義経たちに上に立つものの、こういう複雑な心境を理解せよ、というのは無理かもしれないなぁ。
 その義経サイド。お笑い出身の家臣が多いので、あんまり窮地に追い込まれている感じではありません。ま、楽観主義のほうが世の中、楽に生きれるというものです。それはともかく、一致団結しているのがこの集団のいいところ。義経がこの集団の「主」なのは、今更確認する必要もないことかなぁとは思いましたが。

 結局読んじゃう腰越状。一言突っ込むなら100の起請文より、1の官位返上、な気がするのは柳瀬だけでしょうか。この書状を読んだことで、頼朝は逆に決心を固めたようです。そして、裁定。宗盛を連れて都へ帰れとの沙汰が下ります。…この腰越状に義経が「情」ではなく「理」でといていたら、頼朝の心も動かされていたかもしれませんね。でも、この義経。「理」で頼朝に訴えることが出来たかどうか。(それ以前に義経の行動に「理」があったかどうか。)

 ちなみに今回兄弟二人して涙を流していましたが、タイトルの「血の涙」は頼朝の涙でしょうか。静かに涙を流した頼朝と号泣(?)していた義経。頼朝の涙には万感の思いが込められているように感じましたが、義経の涙にはそこまでの悲壮感が感じられないんですよね。…多分制作サイドとしては、両方とも受け取ってもらいたかったんだと。すみません、(義経に対して)辛口で。


おまけ。ラスト宗盛の、

 「何のために鎌倉に参ったのか。」

多分己の器量を試されたんだと思いますよ。で、義経・宗盛ともに失格、かな?

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2005.10.02

第三十九回 涙の腰越状

 OP。義経の現状紹介です。確かに義経が突っ走ってしまった感はありますが、大河の義経だったら頼朝が説明してあげてたら、意外と防げた事態かもしれませんね。官位はもらうな、とか、神器は返すな、とか、朝廷に近づきすぎるな、とかそりゃもう、1から100まで。(手足にはなっても、側近にはなりえないタイプですけど。)

 義経は腰越で足止め状態。主従は、頼朝からの沙汰を今か今かと首を長くして待っています。弁慶かなりピリピリしてますね。
 一方鎌倉では頼朝がようやく宗盛・清宗に対面します。が、そこで宗盛、(頼朝にとっては)まさかの命乞いで頼朝は幻滅。ですが、それはそれ。次の懸案は勿論義経のことです。
 義経の鎌倉入りに関しては、大姫のため政子ちゃん必死です。これが母の愛。いままで政治家としての手腕が評価されていた(?)政子ちゃんですが、こういう一面も、嫌いじゃないです。しかも、政治的配慮、多少含まれてましたもんね。
 が、義経は政子の願いを一蹴。四角四面な対応しかできない義経に政子ちゃん怒り心頭。「許せぬ」だって。怖いよ、こわいよ~~~。弁慶もまた、大姫と会うことを拒んだ義経に対しちょっとご不満なようで。せっかくのチャンスを自ら捨ててしまったあたり、確かにどうかと。しかも「情」を大事にするとかいいながら、大姫のことより、結局は頼朝の機嫌の方を優先するあたり、ねぇ?

 ちなみにこの主従問答。弁慶の言ってる方が一理あるかな。隙を見せすぎというのは、まさにその通り。御家人として仕えるといいながら、結局は「弟」という身分に頼りすぎているあたりも、言葉と行動が一致していない気がしますし。義経が欲しいのは義経に対する頼朝の「情」と言いますが、頼朝は義経に対し、「情」で接するつもりは微塵もない。あくまで一御家人として接していくつもりなわけで、そういう意味では義経の求めているものは永遠に得られないと思います。
 そして、腰越状。この回想シーンは、…何の象徴ですか? (頼朝が極力押さえようとしている)「情」に訴える手段? でも、心動かすのは無理っぽいなぁ。何せ味方につけるべき政子ちゃんを敵にまわしちゃったんですから。ところで、タイトルの「涙」はどこ?

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2005.09.25

第三十八回 遠き鎌倉

 …悲劇のヒーローを気取っているようでは鎌倉へは入れませんよ。

 建礼門院の元を訪れたことで、また一悶着。まぁ、景時は義経のやることなすこと全て気に入らないという節もございますが、義経もどちらかというと正論をふりかざして相手の(特に景時に対しての)心情を思いやるという点がちょっと足りないかも。

 鎌倉に義経の起請文が届きます。意外と寛大なのは頼朝の反応。まだ義経の今後次第では許してあげそうな気配です。でも、義経は自分にやましいことは何もないと信じてるから、今後の振る舞いが改まることはなさそうですけどね。
 そこへお徳さん御注進。頼朝との不和の噂が広まっていることを告げ、それとなく義経に注意しますが、いまいち納得できてないご様子。「兄弟として」話し合いたいと述べてたりするあたり、やっぱり頼朝の真意は伝わってないのかもしれません。

 久々登場、行家伯父。義経をそそのかし、頼朝に反旗を翻そうとしますが、行家はまだまだ義経の性格を掴みきれていないというか。貴方様もおっしゃってた通り、義経は「綺麗事」だけで出来てる人なんですよ(苦笑)
 行家を追い返し、静ちゃんとふたりきりの席で、義経が本音をぽろり。あ、安徳天皇を引き渡すつもりも多少はあったんだ…。意外と綺麗事だけの人ではないのかも。

 さて鎌倉。義高の供養塔に花を供えていたのは、千鳥ちゃん。義経の言いつけだとか。そこへ訪れた大姫は義経に会いたいとつぶやきます。かわいそうな大姫のため、政子ちゃんはどうにかして義経を呼び戻そうとします。これぞ親心。

 そんなある日、義経は後白河法皇より宗盛護送の任を命じられます。義経はその命を張り切って引き受けますが、実は鎌倉の動きを確かめるに遣わされたようで。可哀想なのは、どちらの真意も見抜けなかった義経ちゃん。二人にいいように扱われている感じ…。(珍しく同情的なコメント) でもそういえば先週、「鎌倉に帰るときには官位を返す」発言してませんでしたっけ。結局官位も返さずに鎌倉へ向かうあたり、何を考えているのやら。(最終的には辛口コメント)
 鎌倉では頼朝苦渋の決断。政子ちゃんはここぞとばかり義経を迎え入れるべきと勧めますが、「鎌倉幕府」のためには義経を入れてはならぬという、意見に結局は傾いたようです。腰越で無念の足止め。来週は腰越状ですが、官位を返上せずに鎌倉へ入ろうとする義経が何を書いても説得力はないような気がします。墨俣越えたのだって、どっちかってと禁止事項でしょうよ。まぁ、書いてはなかったんですけどね。

 次回からは二人の訣別のお話。どれだけ義経に気持ちが傾けるかがポイント。今のところは頼朝優勢だから。

+++++++++++++
ザクとは違うのよねさま。
「スーパー」お徳に激しく同意です。最近のお徳さんは同時代を生きた人じゃなくて、完全に後世の語り部と化してる気がします。

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2005.09.18

第三十七回 平家最後の秘密

 安徳天皇だけは無条件で可哀想だよね…。

 さて、鎌倉。いくさが終われば事は即政治に結びつきます。またまた義経試されています。しかし、義経は鎌倉の期待を(武功以外では)ことごとく裏切っちゃってますよね…。
 都に戻った義経は後白河法皇に拝謁。法王に置かれましては再度義経はくみし易いという印象を持たれた様でございます。まぁ、思う壺か。

 鎌倉から届いた書状に目を通した義経は、めちゃくちゃ甘い認識です。温情だって、温情だって。自分に都合よくしか物事を解釈できないのかなぁ…。てか、「鎌倉殿の弟」って身分を過剰なまでに信じきってしまってるんでしょうね。
 一方梶原景時から頼朝ヘ義経のいくさぶりの報告です。景時からは非難GOGOの書状でしたが、頼朝は、ここではまぁ、義経にある程度同情的な見方をしてあげてました。ところがそこへ義経が神器を法王に返したとの書状が。何も判っていない義経に怒り心頭の頼朝は「今後義経に従うことはならぬ」と命じます。
 義経主従はなぜ鎌倉の勘気をこうむったのか、勿論判りません。義経と弁慶はその理由についていろいろ推測しますが、義経の甘さを露呈しただけになってしまいました。鎌倉に帰るときには官位を返上するつもりだったとか、神器だっていずれ返すなら今返したって一緒とか。いやいや、物事にはタイミングというものがあるんですよ。
 頼朝に書状をしたためる義経ですが、頼朝の怒りの理由をわからなければ、許されることはまずないでしょう。そのことに気付けない義経は、やっぱりいくさ場だけの人でしかなかった、ってことかもしれません。

 そんなある日、義経は「平家最後の秘密」を聞きただすために建礼門院の元を訪れます。(寂光院はもう復活してます? 柳瀬が以前行った時は火事の再建中でした…) ところで、義経は何故不信に思ったんでしょう。能子が親王でも天皇でも護ろうとするのは当然のことのような気がしますが。顔立ちが似てるかどうかは、主観的な部分も大きいから何とも言えないし。少なくとも柳瀬には判らんかった。
 建礼門院の元を訪れた理由は、勿論親王の確認をしにきたわけですが、もう一つの理由は愚痴を言うため?(苦笑) 何かそんな感じでしたよ。
 で、結局は見逃しちゃうわけで。大河の義経って誰にでもいい顔をしたがる八方美人って感じがしませんか。ここで無理矢理にでも安徳天皇を引っ張っていける人なら、また違った展開が生まれたかもしれません。まぁ、あんまり気持ちいいシーンにはなりませんけどね。
 それから建礼門院さま。義経に向かって「親王」を出家させる宣言をしますが、寺に入れても反骨精神が芽生える人は芽生えてしまうわけで、目の前にいる方こそいい見本です。

+++++++++
こんなの誰も読んでねぇだろうから好き勝手に書くぜ!!さま。
コメントが的確ですごくおもしろいです。

悪七兵衛景清の今日の一言さま。
TBの仕方がとっても上手い方です!いろんな方の大河感想が読めて1粒で何度でもおいしい。

ザクとは違うのよねさま。
うつぼの今後はかなり気になります。次回の登場は…もしかして平泉?

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2005.09.17

第三十六回 源平無常

 最近更新日がちょくちょく変更になっている大河感想です。

 OPは現状のおさらい。武家政権を作り上げようとしている頼朝が三種の神器のうちの宝剣を手に入れることが出来なかったあたり、事実は時にどんな創作よりも皮肉です。

 義経は「平家を飲み込んだ海」を痛ましげに見つめていますが、掟破りの水夫狙いなどで滅亡に追いやったのは自分自身であることもお忘れなく。でも小説とかだと、こういう雰囲気をうまくかけそうな気がします。戦中の義経と戦後の義経みたいに。
そこへお徳さん登場。どうやらお徳さんは義経を落ち込ませる為に存在しているようです(?) それはともかくココからは昔語り。平家滅亡で話が一区切りついたところで総集編、ですね。

 さて、現実に戻って。この軍議の風景を見るたびにいっつも思うのですが、義経の郎党ばっかりで構成されてる感じですよね。そんなことばっかりしてると鎌倉御家人の評判は下がるような気がするのですが、意外と伏線?(……)
 平家一門の中で助かった方々、筆頭は勿論宗盛。情に溺れやすいこの方は、もう少し身分が低ければそれなりに幸せに生きれたのかもしれません。ついで建礼門院。義経に平家一門を滅ぼした理由を問いますが、憎しみよりも「大義名分」というものの方が人を殺しやすいのですよ。

 兄妹の対面。ま、能子ちゃんの態度の方が気持ちが良いのは確か。ここでのこのこ義経にくっついていくより一途な生き方に好感が持てます。

来週からは源氏内の骨肉の争い。…ごめんなさい、柳瀬は頼朝派です。

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2005.09.11

あ、見損ねた…

すみません、「義経」見逃してしまいました。
感想はまた後日。

選挙は、まぁ、予想の範囲内ですか?

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2005.09.04

第三十五回 決戦・壇ノ浦

 今回はOPはなし。最早言葉はいりません。ただ両軍の激突あるのみ。

 さてさて、ここまで目立った武功のない景時。ここぞとばかりにこの決戦の先陣を勤めたいと立候補いたします。が、義経は景時の要請を退け、三浦義澄に先陣を仰せ付けます。もちろん景時は大激怒。正論だけでは人を率いることは出来ないということを義経は知るべきでしたね。

 とうとうやってきた決戦の日。語り部お徳ははるか山の上よりその戦いを見届けようとします。(火の山のあたり?) …従軍記者のようなもんですかね。
 さて、三種の神器を取り戻すことが今回のミッションクリアに欠かせない条件。が、唐船を見つけると真っ先に目印の白い布を捜してるあたり、義経の限界と言えば限界ですね。政治よりも肉親の情を優先させるあたりが。
 戦闘シーンはそれなりに迫力があったんですが、弁慶が投げてた岩。…なんなんですか、あの偽物チックな岩は? 
 そして、掟破りの水夫攻め。これが源氏にとって有利に働いたのは事実ですが、従来の軍の掟とは明らかに反するもの。「いくさ」が効率よく人を殺すものに変わって行く最初のステップですね。

 義経VS知盛。とうとうこのときがやってきました。武人に降伏をすすめるのは如何なものでしょう。二人が出会ってしまったからには、義経が死ぬか、知盛が死ぬか、二つに一つしかないと思われますが。
 そしてそして、でました、八艘飛び。(てか、ジャンプしてただけ?) でも、イマイチ目的がわからない。義経は何をしたかったのかな? ま、ま、キラキラ光ってましたがね。物理的にも。

 一門の者が次々と討ち死にしていき、ついに死を決意する二位尼。壇ノ浦の戦いは平家一門の滅「美」の哀しさだけが際立ってしまって何ともかんとも。みんなが海に飛び込むシーンは、ちと鳥肌が…。

 とりあえず、来週で源平の戦いには一区切り。あとは、義経が運命(というか、後白河法皇)に翻弄されていくだけか…。

+ + + + + + + + + +

 大歳神社は、七卿落ちの石碑を見たくて行ったことがありますが、義経もここに戦勝祈願に来てたとは初耳でした。そのうち、また行ってみよう。あとみもすそ川公園も、義経の像が出来てからは行ったことないので、こちらも再度挑戦!

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2005.08.28

第三十四回 妹への密書

 平家の滅亡も、秒読み段階?

 相変わらず源氏の軍議は危うい感じ。軍目付けである景時をもう少し立ててやればいいのに…。熊野水軍が来ると行っても、あくまで口約束ですからねぇ。せっかく熊野に行ったんだから、熊野牛王に誓約書でも書いてもらえばよかったのに。
 一方平家。こちらもこちらでいっつも楽観的な軍議してますよね。が、確かに一戦して勝利を収めれば形勢逆転のチャンスはあります。そんな中、万が一二位の尼は負けたときのことを考えています。やだな、悲壮な覚悟みたいで。

 さて、京。正妻と妾と幼馴染の三つ巴の争いです。あなおそろし。が、これは萌ちゃんがちと可哀想。他の二人は京に手づるがあるからいいけど、完全な政略結婚で、しかも相手に歓迎されずに屋敷に押し込められては、やってられないでしょうよ。義経の元を訪れたお徳さんも、静とうつぼの話はしたけど、萌ちゃんの話はこれっぽちも出てこないし。義経も聞かないし。

 そして、周防。那須与一の話から、扇の的を持っていたのが能子だと知ります。やはりって、やはりって何? 見えてたの? 見えてたの? あの距離から久方ぶりに出会った自分の妹の顔がわかるの?
 それはともかく、周りからの勧めもあり、能子を救うべく密書を送ります。また、危うい橋を渡る二人だ。(平家方も、この緊迫した情況でこんなに警備手薄でいいのか!?)
 ちなみに、能子が扇の的を持ってたと聞いたとき「やはり」って言ったくせに、能子には「思いもかけず」って言ってるあたり、柳瀬的には突っ込みたくなりましたが、まぁ、手紙の書き方としては正しいですね(笑) 

 二位の尼は一門の女性を集めて、安徳天皇すり替え作戦を提案致します。直系の血筋を残すことは、何よりも大事なこと。しかし、まぁ、提案したほうも、受け入れるほうも、辛い選択ですね。ところで、安徳天皇(親王もだけど)見てると、「ハク」思い出しませんか? 


来週は、来週は、来週は~~~~~~~!!!! 
ところで、八艘跳びは嘘っぽいのでやめて欲しいところですが、多分やるんでしょうね。
あんまりCG使ってないことを祈ります。

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2005.08.21

第三十三回 弁慶走る

 この週末、鞍馬に行ってきました! 熊野も行きたいなぁ。(OPと関係なし)

 さて、景時到着。「if」の話をしても仕方ないところではありますが、景時の言う事も一理、弁慶の言う事も一理。でもこればっかりは、どっちが正しいか証明する手立てないですからねぇ。ところで、景時に船を集める手立てを聞かれた義経の「何としても集めねばならぬ」は答えになってはないと思いますが、いかが?
 湛増を説得に行く使者に立候補する弁慶。みな、口々に引き止めましたが、弁慶って湛増の息子じゃなかったっけか? でも、一言も大河では言ってなかったから違うのかな…。そして、皆に見送られ熊野を目指す弁慶。タイトル「弁慶走る」だから、走り去るかと思えば、ゆうゆうと歩き去りましたね。ま、ま、ちゃんと体力温存しとかないと。

 一方平家。こちらも「if」の話をしてますが、済んだ話は仕方ないことですね。頭を切り替えて、打倒源氏を新たに誓います。
 屋島の合戦は都・鎌倉にも伝わり、それぞれの思惑で義経の勝報を聞いています。ま、どっちも悪役っぽいですよね(笑)

 義経は先に長戸へ船を出す事にしましたが、それもこれも弁慶を信頼してるから。
 その弁慶。熊野でまさに門前払い。…展開だけ見てると、ここは笑うところみたいですね。ま、それはともかく、そんなことで引き下がる弁慶ではございません。最後は力で強行突破、何とか話を聞いてもらえることに。ですがなかなか湛増を説得できません。そこで弁慶、最後の切り札。杢助の女婿大作戦です。まあ、何と言うかいいタイミングで千鳥ちゃんがいらっしゃいまして。人目も憚らず、あつあつで(笑) 駄目押しに「人の頼みを断る人じゃないから」発言です。いやいやいや。
 そして、闘鶏。大見得切った割にはあっさり(?)負けてしまう弁慶。まぁ、普通に考えれば勝てない勝負ではありましたけど。しかし、漢・湛増!! かっこいいねぇ。弁慶の意気に感じたか、源氏に味方することに。やったね、あとは義経に追いつくのみ!
 神がかり義経は沖のかもめの知らせで鞆の浦に船を寄せます。すると、まあそこに弁慶が。でもこれだけ義経の主従だけで固まっていたら、景時も面白くなかろうで。

 まあ、今回はみんなみんな幸せで良かったね、って感じですね。

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2005.08.14

第三十二回 屋島の合戦

 那須与一と言えば諸星和己を思い出します。自分で言うのも何ですが、…古いなぁ。

 さて、嵐の海を乗り越えて屋島を目指す義経一行。(船の中はともかく)嵐のシーンは迫力ありましたね。試練の海を乗り越えて、阿波勝浦へ到着。心強い味方を得て、一気に屋島へ攻め入ります。
 源氏の白旗を見て、動揺を隠せない平家一門。安徳天皇と三種の神器の護って海へ落ち延びます。敵が少数と知った平家はすぐさま源氏を討つべしと声をあげますが、宗盛は義経を恐れ決断が下せません。(その間船の無い義経たちは海岸でやけにぼんやりしてたような気が…) そんな宗盛を鼓舞するために、二位尼は扇の的を源氏に射させることにします。これは一つの運試し。天は源平いずれに味方するか、見定めようとしています。そういう意味では、二位尼がやったことは裏目に出てますよね。…てか、二位尼がやってることはどちらかというといつも、いつも裏目に出てる気が。
 さて、今井与一。冒頭で諸星与一をふと思い出しましたが、連想としては間違ってませんよね。それにしても、あの鏑矢の飛び方と、的を射落としたときの効果は(前回の「新選組!」でもそうでしたが)、感動のシーンでは逆に笑いそうになるのでやめて欲しいなぁ、と。

 ナンチャン三郎、口八丁で阿波水軍をGETです。でも、説得の使者としては何か微妙な気もしますが、ま、結果オーライですか。
 一方義経は資盛の勢に取り囲まれ、大ピンチ。義経を護ろうとした継信は、敵の矢に射られてしまいます。味方に動揺が走った中、ナンチャン三郎が田口教能を連れてきて、戦況は一気に逆転するものの、一足遅かったようです。継信は仲間に看取られ、死亡。戦場の常とは言え、哀しいね。

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2005.08.13

第三十一回 飛べ屋島へ

一週遅れの大河感想です。…景時、悪役?

 「鎌倉殿のご推挙」で、平家討伐の総大将に。のりのりの義経主従です。義経は命を懸けて頼朝の「温情」に応えようとしているようですが、柳瀬は総大将は命を懸けてはいけないと思います。前回も書きましたが、勝つ自信がなければ戦にはでるなってね。
 まごめと鷲尾三郎は、タイミングいいんだか、悪いんだか。ナンチャン三郎の「三郎」が増えては困るけど、改名したならいいよ発言は、なんちゅーか…ね。(苦笑)

 さて、平家。義経進発の知らせを受けて、平家方もあわただしく動き始めます。そんな中、能子の様子がおかしいということで、義経と通じているのではとの嫌疑を受けます。実は常盤の死を哀しんでいただけだったようですが。…まぁ、兄妹そろって世渡り下手ですよね。

 義経一行は摂津へ入ります。が、船が揃わずに足止め状態。てなわけで、基本中の基本の周辺地域の偵察に走ります。地理を把握した上で、再度軍議開始。義経提案の阿波からの平家攻めに景時は反対するものの、最終的には渋々了承します。が、義経出航のその日、嵐にあい、またもや出航延期に。何だか天も反対しているみたいな感じですが、逆境に強いのが天才の証(?) 何があろうと突き進むのみです!(??)
 そして、ぶつかり合う義経と景時。まぁ、お互い言っていることはわかるのですが、柳瀬は景時の理屈のほうがしっくり来るタイプ。義経が成功したのは、彼が万人に一人の軍の天才であるからして、普通は不可能な作戦が多いですからねぇ。しかも天才にありがちの独断専行、他人への説明が下手と来ています。その天稟からくるカリスマ性に惚れ込むか、天才ゆえの独断に反発するか、難しいところですねぇ。
 そして、嵐の海へ。

 明日は、屋島の合戦。屋島といえば、そうですね、那須与一とか佐藤継信(泣)とか、いろいろありますもんね。弓流しも屋島でしたっけ?

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2005.07.31

第三十回 忍び寄る魔の手

 OP。後白河法皇の懐柔作戦が始まってます。義経失脚の原因は、己の出世=鎌倉の栄誉と思ってしまったところ、だろうなぁ。違うんだよ、それは。頼朝が作ろうとしているものと。

 都の守護としてお留守番の義経。三郎たちはぶつぶつ文句を言いますが、義経は理を尽して諭します。生真面目な優等生ですからね、義経は。…ああ、義経が頼朝の弟でなければ、一武将であれば、意外と上手くやっていけたかもしれないなぁ。
 わーい、うつぼと静と萌の三角関係だぁv いやぁ、好きにやってくださいvv

 義経が平家追討から外されたと聞いた法王と丹後は、会心の笑み。義経をしてさらに京都治安の任に付かせます。また、生真面目な義経君は、それをせっせと果たすものだから、更に微妙な立場にさらされてしまいます。いや、義経のやってることは正しいんだけど。夜盗を改心させたりできちゃったりするし。
 任官について今回は鎌倉にお伺いをたてた義経。が、鎌倉からは返事がありません。試されています。いろいろと。ところがそんな或る日、法王は義経を呼び寄せ(お得意の)泣き落とし作戦に打って出ます。その中で法王の「何度騙され、裏切られたかしれぬ」発言には逆でしょうよ、と突っ込んだ人数知れず。宗盛とか、宗盛とか、宗盛とか。あと、義仲もかな?
 で。結局受けちゃった義経。常盤の遺言は覚えてますか? でも、まぁ、どうしたら良かったのかは、意外と難しいところだなぁ…。

 さて、鎌倉。公文所が出来たことより、大姫ですよ。大姫! 大姫と義高の悲恋は、いつ見ても悲しい(泣) そこへ義経が位を受けた知らせが届きます。大姫のことも絡んで、政子ちゃん、ヒステリー。が、そんな政子に対して頼朝は「政治のことに対して一切口出し無用」と切り捨てます。でも、頼朝の本当のところをわかってる政子ちゃんは、冷静に受け止めます。…こわいよ、このお方…。一方で弱音を吐く頼朝。――ああ、うん、お疲れだねぇ…
 そして頼朝は、法王に平家追討の大将に義経を据える事を願い出ます。義経は純粋にお喜びのようですが、…あの、貴方、試されてますよ。

 次回予告。「勝つ確信が無いならば戦いになど出るな!供に連れて行く人間を犬死させるつもりか!?」と言ったお方は誰だったか。その通りですよ、義経君。

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2005.07.24

第二十九回 母の遺言

 OPであらすじがんがん言ってくれるから、1週見逃したかと思いました。

 鎌倉の代官として鎌倉に駐在する義経。その義経に賞賛の声が集中していることを知り、頼朝の胸中は複雑です。政治的駆け引きが複雑に絡み合っていますからね。仕掛けたのは頼朝が先か、法王が先か。

 吉次が一条邸にご機嫌伺い。そこで、常盤が病に伏せていることを知ります。が、母との約束でお見舞いには行かない義経。自分の感情に素直に生きられないのは、大変だろうなぁ。…柳瀬は結構欲望の赴くまま(苦笑)

 一方平家。維盛入水で、動揺が走ります。確かに維盛の死は悲劇のひとつではあります。(入水のシーン自体は微妙な感じではありましたけど。) しかし、逆に結束が固まったようで。打倒源氏の誓いを新たにします。
 そして、没落の一途を辿る平家の運命に胸を痛める二位の尼は、明子に清盛の「遺言」の真実を話します。が、明子は逆に二位の尼をそっと諭します。いいね、明子。明子万歳。

 さて都。義経は検非違使に任じられます。あれだね、義経は訪問販売に来たセールスマンに上手く言いくるめられて、ン百万もしそうな物買わされるタイプですね。きっと。
 蛭子さんが意外にもしっかりと情勢を見極めていたのにびっくりです。長成から話を聞いた常盤は義経のまっすぐさを危ぶみ、会いたいと漏らします。会え、会ってやれ。
 任官の事実は鎌倉へも届きます。「何故事が見えぬのか」。いや、義経の事をずばり言い表していますね。自分が今どういう立場にいるのか、イマイチ見えてないんですよね。そして、郎党たちも、気さくでいい人たちではあるんですが、それを察するだけの人が居ない。…いや、残念ですね。
 そして、鎌倉より妻を娶れとの使いがやってきます。ここで、ようやく任官の事が頼朝の怒りに触れていることに気付きますが、まだまだ現状認識が甘いようです。なーんかすれ違い続けるんですよねぇ。頼朝と義経って。

 そんな折、常盤が義経を訪ねて来ます。そうそう。綺麗事だけではやって行けないんです。特に政治はねぇ。綺麗事だけではやっていけないけど、綺麗に見せなければならないあたり、大変だったりするわけです。(by『重耳』) おっと、脱線。その二日後、常盤、死去。源・平の両棟梁の子を成した、まさに運命に翻弄された女性でした。(見方を変えれば、ま、いろいろ変わりましょうが。)

 さ、だんだん身の回りがあわただしくなってきましたよ。


大河感想つながりでTBさせていただきました。ヘーゾーさんの
  「こんなの誰も読んでねぇだろうから好き勝手に書くぜ!!」
まとまりがあってとっても読みやすい文章です。(…見習いたい…)

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2005.07.17

第二十八回 頼朝非情なり

 創業者は政治家でなければ務まりません。

 さて、一の谷からの凱旋。静との無事の再会もありましたが、喜んでばかりはいられません。戦の後始末が残っております。戦後処理は勝利軍の大事な仕事。これを怠っては支配は出来ません。まずは捕虜とした重衡の身の処し方から。平家に三種の神器との交換を持ちかけますが、平家は一蹴(てほどでもなかったけど)します。そこへ、鎌倉からのご指示。重衡を鎌倉へつれて来いとの事でした。というわけで、義経主従は重衡を伴いいざ鎌倉へ。途中、駿河で昔語り。…運命といえば運命。
 鎌倉では頼朝にご挨拶。大江広元、三善康信の有名どころも登場して鎌倉幕府の基礎作りは着々と進んでいます。。続いて、政子ちゃん親子とも面会。政子はそのカリスマ性に危惧を抱いています。さすがですね。そう、そこは気をつけとかないと。
 そして、義高・大姫とのご拝謁。大姫は義仲の死を知りません。そんな中で義高に義仲の遺言を伝えます。何も知らない大姫の純真無垢な言葉が哀しいね。

 弁慶の(初心な)恋物語なんてやってる場合ではありません。こっちはもっと大変な茨の道。大姫と義高です。とうとう真実を知ってしまった大姫は、義高を逃がします。しかし、これが悲劇のはじまり。…少なくとも大河の頼朝は義高が逃げなければ殺す気はなかったはず。逆を言えば、義高が逃げてしまった所為で、殺さざるを得なくなった頼朝の心中察するに余りありますね。あぁ、何故逃げた…。…柳瀬なら逃げるけど…。
 義経と面会して(珍しく)熱弁を振るう頼朝。義高斬首でまいってるのはこの人も同じですよ。義経は、気付いてないかもしれませんが。けど源氏と平氏の垣根を取っ払って見ているあたり、頼朝はやっぱり大政治家です。

次回は、母の遺言…? …え?

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2005.07.10

第二十七回 一の谷の奇跡