最終回 永遠の夫婦
OP。タイトルですが、「えいえん」なのか「とわ」なのか、「めおと」なのか「ふうふ」なのか。お好きなようにお読みくださいって?
病に倒れた一豊は後遺症で左手が動かなくなってしまいます。槍働きで出世した一豊にとって、槍が振るえなくなるというのは、かなりショックなようで。千代はつとめて明るく振舞い、自分が一豊の左手になる、と元気付けます。どんなときでも笑えるというのは千代の強さ。一豊もそんな千代の明るさに救われて、気持も少し浮上したご様子です。そこへ医者となった祖父江家の次男徳次郎が訪れます。あの悪ガキがまぁ、立派に成長したもので。
一豊を見舞った堀尾様。どうやら中村家にお家騒動が持ち上がっているらしく、その騒動を静めるために兵を出さないかとすすめます。が、千代は猛反対。堀尾さんにくってかかります。この話はなかったことにしますが、結局堀尾さんは中村家の内紛に関わって、2代でお家断絶。運命の分かれ目ってこんなところにも転がっています。
秀忠の将軍任命のお披露目に出席した一豊。そこで、家康に駒姫と忠義の婚儀が整ったことを告げられます。そして、家康から意味深発言。家康のやり残したことというのは一つしかないですよね。土佐に戻った一豊はこれを機に豊臣家と縁を切ることを宣言します。苦渋の決断ではありますが、消えていく豊臣家と運命をともにする事は、もはや出来ない状況にありますからね。そして豊臣と徳川の戦いが起こったら迷うことなく徳川に従えと宣言するや、再び倒れてしまいます。
一豊と千代の胸に去来するのは、走馬灯のように駆け巡る数々の思い出。そして一豊は千代に見守られ静かに息を引き取ります。その日のうちに千代は剃髪。土佐を離れ京に移り住みます。
千代の元に寧々が訪れ、豊臣と徳川の今の関係を教えてくれます。すでに天下は徳川のものとなりましたが、豊臣の持つ莫大な財力を未だ恐れ続けていると。
そしてとうとうその時がやってきます。寧々は千代に命じて秀頼を上洛させるように淀を説得させます。豊臣家を存続させるため、淀は秀頼を上洛させることにします。結果的には遅すぎる上洛であった、ということでしょうか。老いた家康にとって、若い秀頼は脅威でしかなかったようで。
そして大阪夏の陣。豊臣家の滅亡、それにつづく家康の死。戦国の世が終わりを告げたことを見届けた千代は戦で亡くなった人々の魂を慰める巡礼の旅にでます。子供時代の千代が仲間由紀恵になってることに「あれ?」っと思ってしまいましたが、まぁ、そんなもんでしょう。そして、千代を迎えに来る一豊。手に手をとって生き延びてきた二人の最後でした。
というわけで、とうとう完結。どっちかっていうと明るいサクセスストーリーなので結構気楽に見れました。感想もそんな感じで指の動くまま気のむくままに書くことができました。1年間お付き合いくださってありがとうございました!
◆おまけ。
ラストのナレーションを聞いててちょっと思ったのが、「戦いのない世の中」ってテーマをちょっと出しすぎてないかなぁ、ということ。まぁ、なんというか、「功名」というのは戦があってこそ成り立つもので、そのおかげで出世した山内家の二人にスポットをあてた場合、あまりこのテーマが前に出てくると違和感があるんですよねぇ。あ、いや、大事なことなのでどんどん主張してくださっていいと思うんですが、ねぇ?
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