2007.12.16

第五十回 決戦川中島

OP。うぉぉおおお。最終回だぁぁああ。

 本陣に信繁・諸角の討ち死にの報せが届きます。しかし、感傷に浸っている暇はありません。まさに武田家の命運を懸けた一戦。勘助にはすでに策など残っているはずもなく、妻女山へ向かった別働隊が戻ってくるまで上杉軍の猛攻を凌ぎきる、これしか残っていません。

 武田軍の決死の戦に、別働隊が合流することを恐れた宇佐美は景虎に退陣を進言しますが、景虎は聞き入れず、自ら兵を引いて武田の本陣を目指します。それを見た勘助も上杉の本陣を目掛けて突撃です。そこへ自らが上杉の本陣に攻め入ろうと義信がやってきますが、勘助は義信を諌め本陣へと退かせます。何だかんだ言ってもトップに立つべきもの命の重さってのは、他の者と違うのです。

 本陣目掛けて馬を駆けさせる勘助の前に、宇佐美が現れ陣を退けと叫びますが勘助は勿論聞き入れません。宇佐美の「一国を滅ぼしてまで何のために戦うのか」の質問に是非答えて欲しかったなぁ。(まさか、Gact乱入で中断するとは…)「生きるため、我が思う人の為」という勘助の答えを、宇佐美はどう感じるか。独特の宇佐美節でばっさり切捨てられそう…
 そして、白馬の王子様の突撃です。川中島と言えば、やっぱりコレですが、攻められていた晴信の余裕ッぷりは何か、こう、…そうね、素晴らしかった。鬼のような形相の景虎もね。

 敵の矢を受け、落馬した勘助。あの不自由な足で馬を失っては、辛かろう。しかし、斬られても、斬られても、倒れることなく鬼神のごとき働きを見せますが、最後には銃弾に倒れてしまいます。結構衝撃的なシーンだったなぁ、と。いきなりの鉄砲にも驚けば、それでも死なない勘助にも驚いた。
 瀕死の勘助の前に現れたのは平蔵でした。平蔵に討たれるかと思いきや、二転三転。それでも、最期に真田の旗を、武田の勝利をその目に焼き付けて死んでいったんでしょう。彼なりに満足、でしょうか。


 最終回はちょっと長すぎたかなぁという印象も。大河では異例の途中でラスト1話が延長されたってことでしたが、先週にギュッと凝縮しても良かったような気もします。でも、今年の大河は見応えありました。ここ最近では出色の出来だと思いました。勘助が内野さん以外考えられなくなりましたもの。

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2007.12.09

第四十九回 死闘川中島

OP。景虎の言う「人」の戦と「神」の戦の違いとは何?大義名分?
それはともかく、今週のOPは前回のおさらいです。山場ですのでよく確認して。

 勘助は軍を二つに分け、別働隊が妻女山を襲って上杉軍を追い落とし、本体は山から下りた敵を迎え撃つ「啄木鳥」戦法を取る事にします。翌朝、川中島に霧が出るという情報を得ていた勘助は、すぐさま行動に移すことを進言します。
 が、霧がでるという情報を知り得たのは勘助だけではありませんでした。おふくから同様の情報を得た宇佐美は勘助の策を見抜き、景虎もまた兵糧の準備をする武田軍を見て、敵は動くと確信します。この段階で武田勢は情報戦に破れたってわけですな。ああ、何か、切ないなぁ。だって、武田の立場から見てますから。(上杉主役なら全然違ってくるんですけどね)
 決戦前夜。各所でしんみりとした雰囲気が漂っています。切ない、切ないなぁ…!! 

 武田の別働隊が動き、川中島に濃い霧が漂い始めました。と、いうことは勿論上杉軍も動いているわけです。武田が放った物見を尽く討ち取るあたりも、完璧。鞭聲粛々夜過河~。
 そして霧が晴れた時、武田本体の目の前に広がっていたのは、車懸かりの陣で布陣する上杉軍の姿。武田軍に圧倒的に不利な状態で両軍激突と相成りました。ここが正念場だぞ、山本勘助。
 この状態を何とか打破しようと、信繁は上杉軍へ攻めかかります。晴信が贈った母衣をちゃんとつけての出陣でしたが、死を覚悟していた信繁は母衣を春日に預け、我が子へ形見として遺します。ちなみに個人的に母衣は邪魔に見えるのですが(空気抵抗すごそう…)、当時はきっと役に立ったんだろうなぁ。
 信繁と諸角はこの戦で討ち死に。彼等が稼いだ時間、無駄にしないようにね。

 来週はいよいよ最終回。長かったような、短かったような。


 おまけ。馬上でのシーンが増えたから仕方ないんだと思いますが、バストアップのシーンばっかりなのはちょいと残念。

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2007.12.02

第四十八回 いざ川中島

OP。川中島。師走に入って物語りも佳境です。

 景虎進発の報せを聞いての軍議。勘助は景虎の性格から海津城はスルーされると読んでいましたが、その読みはずばり的中。退路を断つ布陣で決戦を挑んできた景虎に対して、晴信も出陣を決意します。
 さて、決戦直前の家族模様。まずは晴信&三条。この二人が一緒に登場すると、穏やか~な、静かな雰囲気が出現するから不思議だなぁ。(私だけ?) 「勝ってください」を繰り返す三条ちゃんはちょっと切なかった。それにしても、25年も経っているとは思えませんね、三条ちゃん。
 勘助&リツ。リツがとうとう勘助の事を「父上」と呼びましたよ。…でもこれって、もしかすると今生の別れ?

 進軍の途中で諏訪に立ち寄った勘助は、由布姫の墓前でこれから始まる戦について、そして勝頼の初陣となることを報告します。感極まって涙ぼろぼろの勘助。立ち去ろうとした勘助の前に、まさかと思っておりましたが、由布姫の幽霊が登場です。「なりませぬ」の一言は、これからの戦を暗示しているのかしら? 勘助は由布姫の助言を聞き入れたのか、勝頼の初陣を直前になって中止します。
 勝頼の出陣を勘助の一存でとりやめた事を晴信に報告しますが、晴信は不問に処します。なにやら、みんな今回の戦に不安を抱いているよう。まぁ、本当に互いの存亡を賭けた戦いですからねぇ。

 さて上杉軍。宇佐美は平蔵を軍師として育てようとしていのでしょうか。戦のありようについて、事細かに説明します。景虎様は相変わらず、ベベン、ベンベン。報告聞いてる?
 両軍攻め急ぐは不利と見て、にらみ合いが続きます。膠着状況を打破しようとする晴信は、自軍から打って出ることとし、方針を立てるよう下知しますが、そこへ原さんが生きていたとの報せが飛び込みます。原さんを迎えに来た勘助は、原さんを助けたおふくという何か非常に独特なおばあさんに、明日は川中島に霧が出ると教えられます。さぁ、このおふくの言う事を鵜呑みにしてもよいのか?

気になる要素を残して、以下次号。残りは後2回!!


 


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2007.11.25

第四十七回 決戦前夜

OP。前回の復習。普通に考えればたいていの人が長泰の肩を持つよね。

 さて、景虎の北条攻め。長泰を打ち据えた一件からどうやら歯車が狂いだしたようです。兵を引いた長泰の代わりに景虎の前に引きずり出された伊勢。景虎の怒りは伊勢に向かいますが、伊勢は毅然とした態度でかえって景虎の無礼を責め立てます。成田家は馬上での礼を許された家柄だったそうで。これで伊勢を成敗したら景虎の名声は地に落ちますよ。そこへ追い討ちをかけるかのように武田勢進軍の報せ。景虎は関東からの撤退を決断します。

 一方の武田。勝利を収めましたが、原さんがどうやら生死不明の様子。あらあら。そして論功行賞。伝兵衛も出世しました。これぞまさに内助の功(? …あれ?本当に?)

 越後勢の撤退で危機を脱したのは北条勢。武田が北条との義の為だけに出兵した訳ではないと知っている氏康はなかなか洒落の聞いた台詞を吐きます。何時まで経っても甲斐は食えぬ相手ですなぁ。同盟を結んでいても、油断できない相手である事はかわりありません。

 決戦をひかえてしみじみとした佐々木家も、ほのぼのとした伝助・太助夫婦も、そしてここぞとばかりにリツを香坂彈正にすすめる勘助も、まぁ、短い平和を楽しんでください。でも、考え方次第では、リツの生き方も幸せと言えば幸せかも知れません。彈正はその気になりましたから、後はリツの気持次第、ってところですか。しかし、本当に大詰めって感じになってきましたね。

 一方越後。平蔵の娘・ミツちゃんは可愛いなぁ。最後の戦で平蔵はどういう働きを見せるのか、乞うご期待、ってところですか。個人的には由布姫に継ぐ話をややこしくする人、って印象ではあるのですが。
 そして信濃出兵。こういう景虎は信仰の対象になるようで危うい感じもします。兵にとってはいいけど、重臣にとっては心配の種は尽きないってもんですか。でも士気を高めるためにはいいかも。

 迎え撃つ武田軍。いざ川中島へ!そして伝説へ…?


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第四十六回 関東出兵

OP。将軍家よりお墨付きをいただいた景虎の動きが気になる晴信と勘助。景虎にこれ以上力をつけさせるわけにはいきませんからね。しかし「川中島」という単語を改めて聞くともうすぐ終わりだなぁという気がします。しみじみ。

 まずは勝頼様元服。諏訪家をお継ぎになられたようです。皆々様いろいろな思いがおありでしょうが、とりあえずめでたしめでたし。
 さて、vs上杉に備え香坂彈正と打ち合わせ。勝頼の初陣を巡って、温度差のある会話が非常に素敵です。今回はばかりは勘助の台詞より、香坂彈正の台詞の方が正しいかなぁ。

 関東へ出兵した景虎。北条に与するのをよしとしない関東の武将は続々と景虎の元へと馳せ参じます。けど、景虎の台詞は偉そうでやだなぁ。「関東管領」の名を慕ってやってきた武将も多かろうに、この態度では離れていきかねませんよ。憲政も(自分の力ではどうしようもないとはいえ)かなりムッとしているようです。

 その頃武田勢は、川中島に海津城を完成させました。攻めの拠点としての城。それにしても、勘助と彈正の会話はいろいろ微妙で面白い。あれですよね、男色を匂わせてるんですよね?

 宇佐美のお側にお仕えできる身分となりました平蔵。それはともかく、宇佐美は、景虎が軍神としてあがめられればあがめられるほど、驕りが生じ、身を滅ぼすのではないかと危ぶんでいるようです。なかなかストイックな方ではありますが、所詮は人間ですものね。
 そんな景虎ですが、どうやら己の母と似ている(らしい)伊勢に興味津々。人質として小田原へ連れて行くこととします。…そんなんじゃ、人、ついていかなくなりますよ。

 そして北条との直接対決。一気に小田原城へ攻めかかります。3日で落ちるとは景虎も言った物ですね。しかし氏康は堅固な小田原城に篭城しつつ、上杉の後方を霍乱。長引くほどに上杉軍は疲弊していきます。さらに援軍として武田軍も出陣。景虎も少々いらだっているようです。伊勢に「戦をする神や仏は信じぬ」と言われた景虎は、素敵に無敵なパフォーマンス。…やっぱりこういう城主は戴きたくないなぁ。万が一の事があったらどうなさるおつもりだったのでしょう。まぁ、でもそれなりによい時代、ですな。

 北条攻めはまだ続行中のようですが、景虎は上杉家の家督を継いで、上杉正虎となりました。恭しく新しい管領を迎えた諸将ですが、一人成田長泰だけは下馬をしません。景虎は怒りに任せて長泰を打ち付けます。この事件が関東の運命をどう左右したのか、続きは次回。

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2007.11.11

第四十五回 謀略!桶狭間

OP。前回のあらすじ。大体ヒサさんの言ったとおりになりましたね。平蔵は肝心なところで謀略に向いていないようです。

 寅王丸の一件で、晴信は今川への不信感をつのらせます。確かに上杉と手を組まれると厄介な相手ですね。でもお互い様と言えばお互い様。捕らわれていた寅王丸は、逃げ出したところを追手に討ち取られてしまいました。何ともまぁ後味の悪い話。
 越後に逃げ帰ってきた平蔵は宇佐美に仕える事に。…何だかこの信玄暗殺未遂の件は、宇佐美と寿桂尼の策略っていうより、平蔵に振り回されたって印象が強く残りました。(特に寅王丸が。)

 さて、今川vs織田。歴史の転換点ですよ。武者震いがしますよ。
 そんな中、甲斐に天澤という僧が訪れ、信長の噂を晴信の耳に入れます。もう情報戦は始まっております。
 義元は戦の進軍について検討中。結局まずは沓掛城に入ってから信長の動きにあわせて経路を決める事とします。同じ事は勘助も考え中。そして桶狭間を織田勢が調査しているという情報を仕入れた勘助は、今川を訪れ清洲城攻めを進言します。ついでに雪斎の名前まで出して義元を挑発。進言の内容自体はめちゃくちゃ正しかったんですけどね。ところで、桶狭間を織田勢が調べているという情報を今川は入手できなかったんでしょうか。武田では簡単に掴んでいたようですけど。

 寿桂尼と二人きりで改めて対面した勘助。寅王丸の事でまずは牽制。そして桶狭間の地形などなどを寿桂尼に伝えます。しかし、寿桂尼はよく分かっておられる。我が子の事も勘助の事も。
 勘助の進言はずばり的中し、義元は桶狭間で討ち死に。飯富さんは直感で勘助が何かを仕出かしたと分かっているようですが、勘助は小気味良くすっとぼけます。まぁ確かに常識で考えれば、他国の軍師の意見でどうこう出来るわけはないでしょう。

 寿桂尼の強さに敬意を表し、今回はしんみりとした空気で終了。

 


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2007.11.04

第四十四回 信玄暗殺

OP。滅ぼしたものと滅ぼされたものには悲劇しか残らない、かもしれません。

 宇佐美に駿河へ行かぬかと持ちかけられた平蔵。確かに平蔵なら成功しても失敗しても長尾家には損得ないですものねぇ。ちなみにここではヒサの言ってることが非常に正しいと思います。

 さて甲斐。義信に娘が生まれました。このまま祝福ムードで終わればいいんですがそうは問屋が卸しません。この報せは勿論駿河の義元の元にも届きます。相好を崩す義元ですが、そこへ平蔵が飛び込んできます。まずは寿桂尼との面談。寿桂尼は寅王丸に会う事を許します。すべて宇佐美の読みどおり。…ですが、寿桂尼もどうやら宇佐美の謀と承知でこの策に乗った模様です。この母ちゃんも女にしておくには惜しいですよね。

 元服した四郎を見た勘助。喜び勇んで四郎の教育係を務めています。いい子みたいだし、何もなければそれはそれで幸せをつかめていたかもしれません。…諏訪で。
 が、それをさせなかった人がおりました。仏門に入り駿河でおとなしく暮らしていた寅王丸を引っ張り出そうと画策する長尾・今川両家です。
 寅王丸は平蔵が伝えた「真実」を知り、武田への恨みをつのらせます。…判断材料は皆無だと思うのですが、ここで全く面識のない人からいわれたことを鵜呑みにしちゃうものなんでしょうか。大井夫人からの愛情とか最初に言ってたような気もするのですが、そういう実体験は放置? まぁ、寿桂尼の口添えもあるし、かなり早い段階で世間から隔絶されたのだから仕方ないと言えば仕方ないのかなぁ。

 さて甲斐へ潜り込んだ寅王丸と平蔵。が、平蔵は迂闊にも(?)伝助らに見つかってしまいます。勘助に問い詰められた平蔵は於琴の元に出入している僧侶が寅王丸であると白状してしまいました。…いろいろな意味で甘いですよね、平蔵って。
 さて寅王丸。晴信が寝入った隙に斬りつけようとしますが、晴信は彼が寅王丸であることを最初から知っていました。晴信に一喝され、一旦はおとなしく屋敷に入った寅王丸。晴信の説得に心を動かし始めたようでしたが、義信の乱入で台無しに。こういう辺り義信って上に立つ者としては今一つかもしれません。(大河での義信と勝頼の対比ってわかりやすいなぁ。)寅王丸は義信の刀を奪い斬りかかりますが、萩乃が身を呈して義信を守りました。

 しかし糸を引いたのが寿桂尼だったとしても平蔵を逃がした伝助はいただけないですよね。

 来週は桶狭間。信長出てくるの?敦盛謡ってたから出てくるよね??

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2007.10.28

第四十三回 信玄誕生

OP。リツを養女として迎えた勘助。こりゃこりゃいい感じに振り回されそうですね。
OPと言えば「花」が忍芽だったのには軽くびっくり。いや、誰になるのかなぁと思ってたので。(空欄かもしくはリツあたりになるかと思ってました。)

 リツがいると空気が和むなぁ。さすがの勘助もたじたじです。
 そんな事はともかく(笑)、大熊を調略によって寝返らせた晴信は更なる勢力拡大を狙って動きだしました。幸隆様の武田家に対する忠誠は素晴らしい。いいねぇ。景虎が雪に閉ざされて動けないうちに好き勝手(?)やっているという感じですか。(←越後視点) でも確かに晴信を筆頭に武田勢は悪人面になってきたような気がします。

 そこへ思いもかけず将軍家から和睦の打診が届きます。晴信は長尾家との和睦と引き換えに信濃守護を望みます。和議を結んだからには越後との戦は出来なくなると考えた重臣一同でしたが、勘助は晴信が信濃守護になることで、逆に景虎と正面きって戦う事が出来ると考えたようです。やっぱり悪い面してますよねぇ。
 信濃への出兵の大義名分を失った景虎でしたが、憲政が景虎を養子とし、管領職を景虎に譲ろうと申し出てきました。景虎は管領職をいただくために再度上洛を決意します。
 ところで景虎の浪への扱いは勘助のリツへの扱いと似ていますが、陰と陽でこれだけ雰囲気が違ってくるものなんですねぇ。まぁ、山本家のほうが特殊なんでしょうけど。

 さて晴信の懺悔。由布姫の事は、まぁ、勘助に語るに限りますからね。晴信が由布姫をどれくらい好きだったのか、ってのは大河を見てただけではイマイチ伝わりにくかったのですが、意外と深い情を注いでいたんだなぁ。そういえばブラック晴信に変身していたときも由布姫だけには弱音を漏らしていましたね。

 そして晴信の出家。勘助もともに髪を下ろし、道鬼と名乗ります。まぁ、どうしようともリツには頭が上がらないようですね。

 忘れた頃に出てくるのがこの御方、平蔵くん。この夫婦関係を見て育った子供たちは戦国の世には生きづらい性格になりそうな(というか、間違った認識のまま大人になりそうな)気がするのですが、いかが? それはそうと自分の娘に昔好きだった女の名前をつけるのはいただけないと思うのだが…。まぁ、ヒサにはばれてないようだからいいか。
 さて景虎の上洛に際し、留守を任された宇佐美は平蔵を使って諏訪頼重の息子・寅王丸をひっぱりだそうとします。さてさて次回はどんな展開に?


追伸。
冒頭の「花」につきまして、由布姫がいなくて忍芽が登場しているときは忍芽の名前が「花」にあったそうです。知らなかった…。
のりりっち様、情報ありがとうございますvvv

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2007.10.21

第四十二回 軍師と軍神

OP。由布姫の死は勘助を戦の鬼にしてしまうのかな。命を捧げる相手が晴信(と勝頼)だけになってしまいましたからね。ところで晴信、さすがにこのタイミングで嫁取りの話はむりでしょうよ。

 由布姫の遺品整理。この段階では晴信は勝頼を諏訪の跡取とするつもりだったんですかね。すくなくとも三条ちゃんは言質を取ったと思ったんじゃないかな。「四郎さんはどうなります?」にはそういう意味での探りもあったんだろうし。
 一方の勘助。立ち直るのにはかなり時間がかかりそうですね。ところでこの墓前での台詞、最終回の「絵」を何となくではありますが想像させる感じですよね。なんていうか、お側に行く、ってあたりが?

 さて、越後。ここもあんまり穏やかではなさそうです。…派閥争いは難しいよね。それぞれの家臣の主張ってのもよく分かる気がします。逆に景虎の主張の方が受け入れにくいかな。俗の塊ですから。
 落ち込む(?)景虎は出奔。扱いにくい主君ですねぇ。一方甲斐でも勘助出奔。書置きの「御仏の慈悲」ってのも勘助の口からでると、何か、こう、ねぇ。

 勘助が向かったのは高野山。そこででなんと景虎と遭遇いたします。いやぁ、偶然って怖いですね。あれだけ落ち込んでいた勘助もいつもの目つきに戻ってますよ。しかし、景虎も御仏の道に仕えるには血の気が多すぎるような気がするんですけど。自分だけが正義だと思っているので問答無用で切りかかってくるし。霊山での殺生は互いに控えましょうよ。結局清胤の一喝で二人の戦いはようよう収まります。
 それにしても二人が並んで朝食をとる図ってのはなかなか素敵ですねぇ。会話もまぁ、際どいと言うのか、何と言うのか。

 景虎を迎えにやってきた家臣団。重臣の一人・大熊が謀反を起こし、その後ろ盾となったのが武田であるとの報告を受けた景虎は越後へ戻り武田と戦う意思を固めます。
 高野山から戻った勘助はリツ養女として貰い受けたいと申し出ます。由布姫との約束を半分だけ果たした形ですね。しかしながらリツの気持はどうなんですかねぇ。ちょっと気になるところではあります。そのリツに摩利支天の守りが渡されます。もう不幸のアイテムではなくなったかな。

次回はみんな剃髪。
…高野山、行きたいな。

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第四十一回 姫の死

OP。歴代の由布姫は薄幸の美人というイメージがありましたが、柴本由布は殺しても死にそうになかったので(失礼)なんだか突然にも見えてしまいますね。時々けほけほはしてましたが。

 由布姫を見舞う勘助。お見舞いって気を使わせるから大変ですね。由布姫は己の命が長くない事を知り、勘助に四郎のことを託します。東屋で戦のことを語る由布姫はぎらぎらしてていいなぁ。女性としての由布姫は正直なところかなりうざかったんですが、今回の静かな語り口とかその反対に戦について熱く語るところとかはすごくいいと思いました。その夜、晴信は由布姫に木曽と越後、どちらを先に責めるかを選ばせます。この時の木曽攻めを提案する由布姫もなかなか。

 木曽への出陣を報告に赴いた勘助は由布姫に嫁を取れと言われます。さすがの勘助も姫の仰せに背く事はできませんよねぇ。遺言みたいなものですし。しかし由布姫の株、今回の話で(少なくとも私の中では)かなり急上昇いたしました。

 さて木曽攻め。何といっても由布姫の進言ですから完勝したいところですが、越後勢が進軍してきたとの報せが届きます。第2次川中島の戦いです。200日に及ぶ膠着の末、これ以上の長陣を嫌った勘助は晴信に進言し景虎と和議を結ぶ事とします。仲介は雪斎。見事に和議を成立させた雪斎でしたが、駿河に戻るとそのままこの世を去ってしまいました。今川にとっては大きな痛手でしたよね。もう少し生きていたら、戦国時代の混乱はもう少し延びていたかもしれませんね?

 由布姫は結局晴信や四郎に看取られてこの世を去った模様。木曽攻めに従事していた勘助は陣中で訃報を聞き茫然自失です。伝兵衛はこのタイミングで勘助に報せても良かったのかねぇ。由布姫の死は勘助にどんな影響を与えるのか、以下次号。

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2007.10.17

第四十回 三国同盟

OP。晴信と由布姫の(めずらしい)まったりシーンから。

 勘助無事のご帰還。お出迎えに現れたリツに固まっておりますが、どうやら晴信はリツを勘助の嫁に迎えたいと考えているよう。そこで由布姫のお許しを得ようとしていたわけですね。聞いた由布姫も複雑そうでしたが、自分の側室にこんな話をしないといけない晴信も十分複雑でしょうよ。個人的には勘助とリツはなかなかいい組み合わせな気がします。由布姫よりリツの方がミツに似ているとも思います。

 縁談が晴信のお声がかりだと知り、頭を抱える勘助。真田の屋敷でも皆さん婚儀を勧められていますが、勘助は全く耳を貸しません。晴信にも今後一切なしにしてもらいたいと訴えます。
 そこでタイミングがいいのか悪いのか景虎が上洛したとの報せが舞い込んできました。上洛した景虎は後奈良天皇より綸旨を得て、越後の支配及び北条・武田を成敗することを認められましたがこれはまた少し後のこと。今のこの状態で景虎が国を空けるという好機を勘助が見逃すわけがありません。この機に三国同盟を結んでしまおうと考えます。
 勘助の策略とは、信長との戦に駆り出されている今川が同盟に応じずにはいられないよう、北条に対して駿河に出陣するようけしかけるものでした。…和睦とはあってないのがこの世じゃとは義元の名言でしたね。しかし雪斎はよく見ています。頭に血が上っている義元はすこし冷静さを欠くようでしたが、雪斎が上手く説き伏せましたね。寿桂尼の「アホ」は絶妙だったと思います(笑)
 武田・北条の陣を訪れた雪斎の仲介により、富士の善得寺で3大名が一堂に会しました。ちなみにこの席順では義元がTOP扱いになるのかしら?それともちょっとずらしてある? それはともかく三国同盟はここで成立いたしました。
 雪斎と勘助の会話はなかなか面白かった。個人的には晴信・由布姫・四郎にのみ忠誠を尽す勘助を妄執に取り付かれていると表した雪斎に一票。

 北条に娘を嫁がせる事になった三条は涙、涙で見送ります。ところでこの姫さん、ちょっとだけ由布姫に似ているような気がするのは私だけ?

 次回はとうとう由布姫ご逝去。気付けばもう大詰めですねぇ。
 


 

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2007.09.30

第三十九回 川中島!龍虎激突

OP。今回のOPの説明を聞いてると武田軍の侵攻を止めたいのは「義」の為には聞こえなかったなぁ。普通に武田の勢力拡大防ぐため、って感じでした。

 長尾軍。…怪しい新興宗教のように見えてきました。立派なカリスマ教主さまですよね、景虎って。一方の武田軍。晴信は塩田城から動かず先鋒を川中島に派遣し、両軍激突。次々と武田軍を破り突き進む長尾軍ですが、どうやら勘助には思惑通り、らしいです。が、宇佐美はそんな勘助の策を見破り、坂木攻めは危ないと見て深志城方面へと進路を取ります。勘助の読みって、結構大事な時に外れますよね(苦笑) 宇佐美と勘助の城取ゲームはなかなかいい絵でした。

 武田・長尾の両軍とも動いた方が負けとの認識があり、宇佐美は景虎へ引き上げを進言したところ、諸角が篭城策をとったとの報せが届きます。馬場さんの何気ない一言が予想外の事態を引き起こしてしまいました。長尾軍は苅屋原城に向かって押し寄せ、馬場さんはもしもに備え出陣できるよう準備をととのえ、信繁は慌てふためき援軍として駆けつけます。勘助は早馬を出し、夜討ちを仕掛けとりあえず長尾軍を撤退させる事に成功しました。表向きは長尾軍が武田の策にはまったように見えますが、実はてんやわんやの武田軍でした。
 そして残ったのは諸角の処遇問題。諸角の申し開きは老人の愚痴、のようになってしまいました。何か、こう、わかるような気がしますけどね、諸角のこの気持。でも万が一武田軍が総崩れになってたらどうするつもりだったんでしょう。とりあえず、諸角が愛されキャラだという事は分かりました。

 が、これで丸く収まったわけではございません。撤退を始めていた景虎が馬首を廻らし塩田城へと兵を進めてきたのです。晴信も最早見過ごすわけには行かず、両軍千曲川を挟んで対陣します。龍虎激突…は行われず、景虎は撤収。ぶつかり合いは次回以降で。

来週はまた腹黒そうな人たちが大活躍しそうな回ですねぇ。


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第三十八回 村上討伐

OP。三国同盟。母の死。前回の復習といったところ。

 大井夫人の葬儀とともに軍議が開かれちゃうあたり、戦国の世ですね。
 さて、村上に和睦を促す書状を送りますが、村上は拒否。…一体どんな条件が書かれていたのか非常に気になるところ。それはともかく、村上が和睦を拒んだ事で兵を出すことが決定的となります。勘助にとっては太郎の結婚も村上攻めの情報操作の一つ、でしかありません。飯富さん、頑張れ!
 諸角vs馬場。なかなか面白い議論でしたな。重臣同士が言い争うのは良い傾向とは言えませんが、まぁ、どっちの言う事も一理あるって感じでした。どっちも必要ですよね。バランス、バランス。

 そして太郎の祝言。いや、綾姫可愛いねぇ。出来る事なら幸せになっていただきたいものですが。祝言を抜け出して一人飲んでいた勘助のもとに賑やかなメンバーが勢揃い(笑) まぁ、いろいろ考える事もありましょうが、たまには違う事で頭を一杯にしてみるのもいいでしょう。

 さて越後。憲政の元を訪れた景虎は関東への出陣は上洛の後にと約します。義の戦、ですか。
 一方甲斐では村上攻めの為いよいよ出陣します。武田の調略により信濃の領主は戦わずして降伏してしまい、村上は孤立。そして上杉を頼り落延びることを決意します。しかしまぁ、晴信と勘助の会話は段々黒くなってきましたねぇ。
 一見完璧に見えた勘助の策ですが、殺る気まんまんの馬場さんがいたことを忘れておりました。奥方様方も、いきなり自害する事もないでしょうが、生きて辱めを受けるよりという気もあったんでしょうね。まぁ、でも死ぬことはなかったかな。

 越後に落延びた村上は景虎に乞うて援軍を出してもらいます。一時は武田を押し返す勢いを見せた村上でしたが、結局は武田に押し返され村上はまたもや越後に戻ります。
 そしてついにあの男が立ち上がります。第一次川中島の戦いがいよいよはじまります。気付けばもう大詰めなんだなぁ。
 

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第三十七回 母の遺言

OP。由布姫の事になると勘助は肩入れしすぎちゃいますから、このお方にお願いするのは微妙なところ。そしてよき国を作る人がよき家庭をつくれるかというと、それもまた微妙なところ。つくれていない人、歴史上にも多いよね。

 今川との縁組がなり、北条へ使者をたてることに。関東管領・上杉を追い詰めている北条は武田にとって今川より脅威となっています。そこで気になるのが越後の動き。さぁ、景虎はどう出ますかね。
 平井城に追い詰められた上杉憲政は景虎を頼り越後に落延びる事をついに決意します。憲政の嫡男・竜若丸は、妻鹿田の進言により上州に残る事にします。そして平井城は落ち、憲政は越後へと落延びました。それにしても竜若丸は立派なものだ。酒宴に明け暮れていたお父さんとはあんまり似ていない感じ?

 さて、小田原城へ向かった勘助。いつ見ても氏康は小気味よいなぁ。そこで勘助は武田・今川・北条と手を結び、越後へ対抗すべきという意見を述べます。
 その越後へ落延びた憲政。己の対面を守ってくれた景虎に対し、第一印象は上々ってところ? が、憲政の出陣要請に対しては首を縦に振りません。それどころか竜若丸を上州に残してきたことを責める口ぶりです。憲政はそんな景虎の態度に激怒しますが、この態度には実は裏がありました。竜若丸が家臣の裏切りにあってすでにこの世のものではないという報せを受けていたのです。竜若丸と氏康の一騎打ちはすごかったな。悲しい結末でした。

 三条ちゃんと大井夫人。…大井夫人すでに悟り開いてますよね。まぁ、いろいろあったでしょうが死を目の前にしてここまで穏やかになれれば、楽になれるかもしれません。
 太郎の婚約が成立していつになく穏やかな三条ちゃん。ですが、飯富さんが不穏な噂を口にしてしまいます。隠し事、出来ない人ですよね、ほんと。とにもかくにも、娘を今川に人質に出さずに済んだ事をありがたいと思っている三条夫人ですが、一方では勘助が北条に娘を差し出せと晴信に進言しておりました。…あ~あ。
 その夜(?)、いきなりの死亡かと思われた大井夫人でしたが、予知夢ですよ、予知夢。しかもいつか見た光景。まぁ、今後どうなるかはまだまだわかりませんが。それにしても大井夫人、ちょっと怖かったですよ。
 そして今度こそ本当に大井夫人の死。お疲れ様でした。

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2007.09.09

第三十一回 宿命の女

OP。前回の復習。しつこいようだが面倒臭い女性だ…。

 リツって鋭いんだか鈍いんだか、馬鹿なのか利巧なのか(笑) しかし於琴様のテンポにはさすがの勘助も毒気を抜かれたようで。私、由布姫よりこっちの姫様の方が好きだなぁ。
 そして、於琴の口より懐妊している事を聞かされます。倭子がいる事を知りそれとなく牽制をする勘助ですが、於琴のこの明るさには叶わないだろうなぁ。晴信もこの明るさに惹かれたのかも。勘助は於琴とリツにここへ来た事を晴信に言わないよう口止めしますが、リツは口を滑らせちゃいそうですね(笑)

 さて内向きのことはとりあえず終了。今川との新たなる関係作りに動き出します。今度は武田から人質を出すのではなく今川から人質をとれと勘助は進言します。後々は今川を滅ぼすつもりの晴信は、太郎の正室を今川から迎える事にちらっと難色をしめしますが、結局は正室を娶りたい旨今川へと使者を送ります。
 今川ブラック3人衆の話し合いはなかなか面白かったですね。今後の展開を匂わせてるあたり、うーん、楽しみだ。ところで駒井の機転、ですが、ちっとばっかし目が泳いでおりませんでした?

 小山田を訪れた勘助。相変わらず際どい話をしてますね。そして唐突に(?)小山田さんは美瑠姫の話を持ち出し、美瑠姫の子が実は自分の子ではない(かもしれない)という事実を勘助に伝えます。あれかね、由布姫と勘助の関係が自分と美瑠との関係に重なって見えたのかもね。愚かで、好きだ。
 その小山田さんですが、なんと美瑠姫によって殺されてしまいます。美瑠姫も小山田さんを殺した後自ら命を絶ってしまいました。…上手くいけば上手く言ったかもしれなかったのにね、この二人。これも宿命、か。

 大井夫人と勘助。意外にも初対面でした。大井夫人が晴信の母として勘助伝えたい事とは何か、というところで以下次号。

 さて、これから「糸里」だ。

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2007.09.02

第三十五回 姫の戦い

OP。勘助は(呪いのアイテム)「摩利支天のお守り」を手に入れた。
今回はタイトルからして女難の相が出てますよね…はぁ。

 甲斐へ戻った勘助は鬼美濃さんを見舞いに行ったところ、突然娘・リツを紹介されます。うわぁ、うざい(笑) 悪い子ではなさそうですが、ちょっと面倒臭そうですね。ついうっかり晴信に新しい側室がいるという噂まで話しちゃうし。
 諏訪へ向かう途中で勘助は不審(?)な輿を発見し、非常に不審な行動を取っております。おい、おい。姫様付の侍女はなかなか頑張ったよね。個人的には勘助より彼女を支持したい。勘助が武田家の家臣と知った時の豹変ッぷりにはちょっと笑えましたが。
 さて由布姫の元を訪れた勘助。何か由布姫の愚痴を聞きに来た感じですね。…やっぱり今回はこんな展開なんだなぁ…。そして大井夫人の見舞いと称して諏訪を出てきます。いやもう晴信たじたじ。弟君にまでやり込められる始末。怒るのは図星だからだよね。

 諏訪から戻った勘助は晴信に詰め寄り側室を新しく迎える事を白状させます。正室1人に側室2人、でしょ? 個人的には多いとは思いませんけどね。でも確かに跡目争いに発展する恐れがあるから、それだけは気をつけていただかないと。

 ところで由布姫は於琴姫を連れて来いと言えるほど偉いんですか? 由布姫を「血迷うている」とたしなめる三条ちゃんは仰るとおり、ですよね。あぁ、もう、由布姫、ウザイ…。でもまあ、四郎を武田家の惣領としての魂を吹き込みたい、というのは分かる気がします。コレばっかりは勘助が由布姫に勧めたも同然ですから、仕方ないでしょう。自分で何とかしてください。

 さて於琴姫を訪ねた勘助はリツに見つかって…というところで以下次号。宿命の女って、やっぱり小山田さんの…?

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第三十四回 真田の本懐

OP。勘助大人気でちょっとびっくり。

 村上との戦に戻った勘助。晴信も嬉しそうですね。大儀であったかどうかは別ですが。ここで一言言わなきゃすまないのは小山田さん。キャラとしてはだんだん崩壊してきている気もしなくもないですが(笑)
 さて、越後の様子を聞かれた勘助はおのれが検分した景虎像を報告します。しかし「己の正義」で戦をするって一番性質が悪いと思いますがね。そして、一刻も早く信濃を平定せねばならぬと進言します。
 砥石城攻略の失敗については晴信は自分の過ちであると認めますが、家中の者は幸隆の失策であると思っているようで。

 その真田家。勘助の歯に衣着せぬ台詞にも返す言葉もなさそうです。ま、勘助も真田を責めるつもりではなく、単なる挨拶程度の戯言のようですが。勘助は真田に砥石城攻略の秘策を持ってきたといい、一気に歓迎ムードとなりましたが、勘助の持ってきた秘策が調略をもって城を落とす事と知った途端場がしらけました。いやBGMからしてそんなオチかとも思いましたがね。
 が、勘助はもう少し深く読んでいたようで。砥石城を落とすために幸隆の弟・常田隆永をこちら側に引き込む、そのために海野家を再興させるという、少なくとも真田様にとってやってみる価値のある策だったようです。

 晴信の了承を得て海野家.再興に向けて動き出した幸隆。しかし兄・河原隆正から一向に返事が来ないことに痺れを切らした忍芽は、隆永の元へと乗り込みます。幸隆様もいい嫁さんもらったね。が、隆永はそんなお涙頂戴の台詞には惑わされません。個人的にはこの隆永の行動は指示されるべきだと思います。これで快く納得でもされた日には…それはそれでちょっと、ねぇ。
 死ぬ気があるなら死んで見せろとばかりに放り投げられた刀で忍芽が自害せんとしたまさにその時兄と夫が駆けつけてくれました。あとは二人の説得で隆永もついに折れ、武田に組する事を約束します。

 そうなるとあとの決着は早かったようで。難攻不落を誇った砥石城もついに陥落、村上勢も陣を引き払いました。そして幸隆はついに本懐を遂げ、故地を回復します。おめでとう。おめでとう。この頃では珍しく後味のいい…話?(いや、そこで平蔵のことはいいから…)

 てなところで以下次号。次回は面倒臭そうな話だなぁ…。はぁ。


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2007.08.19

第三十三回 勘助捕らわる

OP。とりあえず「捕らわる」が一発変換しなかったことにショック…。
今回の教訓は軍師が軽軽しく出歩くとこういう弊害が起きるってことですね。

 宇佐美さんと縁側でまったりティータイム。(ティー…?) 結局、勘助より景虎の方が1枚も2枚も上手だった、ってことで? しかし勘助ってばこういう策略かなりの率で失敗してる気がするのですが…。もうそろそろ単独で動き回らせるの、やめたほうがいいと思います。それにしても曲者ぞろいだなぁ、今回の大河は。いい感じだ。
 勘助を上手く利用して宇佐美を取り込んだ形の景虎。宇佐美も景虎に忠誠を尽すことを約します。…勘助。

 甲斐では太郎が元服。大井夫人が太郎にかけてあげた言葉は素晴らしいですね。出来るかどうかはともかく理想ではある。何か、大井夫人ってだんだん仏様に近づいている気がします。この人いなくなったら結構淋しいなぁ。飯富さんも実直な人で頑張って欲しいとは思いますけど。諏訪に勝頼様がいらっしゃるし…。
 そんな先のことはおいといて、太郎ちゃんは迂闊にも(?)大井夫人の前で勘助が越後から戻ってこないということをポロっと漏らしてしまいます。これが契機になったわけではないでしょうが、大井夫人が倒れてしまいます。あらあら…。しかし、気丈な大井夫人は御仏に祈りを捧げておりまして、晴信に勘助を救い出せと訴えます。ここでも太郎ちゃんは迂闊な台詞を…。伏線? それはそうと晴信の「そうやすやすとは死にはしない」という言葉は、まぁ、信頼のあらわれとみていいかな。

 さて、越後。政景を討つ決意をした景虎ですが、宇佐美の進言により力攻めではなく、謀略をもって政景を落とすこととします。冒頭の縁側まったりのシーンでも思ったんですが、宇佐美さんの手の演技が意外と目を引きますね。
 人質を出せとの言葉に政景は怒り戦と息巻きますが、いざ宣戦布告の書状を突きつけられると無条件降伏と相成りました。その上で景虎は姉・桃を政景の元に嫁がせることとします。上手いね。

 諏訪。勘助を心配する由布姫の元に晴信は駒井を遣わします。由布姫の中での勘助の占める割合は高いですもんねぇ。でも由布姫、そんなこと晴信に聞かれたらまたブラック晴信が降臨しちゃいますよ。それにしても関係疑われちゃいそうな二人ですね。

 越後の統一が成り、勘助は景虎の前に引き出されます。景虎は長尾家に仕えれば命ばかりは助けると告げますが、勘助はきっぱりと断ります。景虎、こういう人のほうが好きなんじゃないんですか? それにしても昔の武将の会話って教養ありすぎて大変です。荘子も孫子も当たり前のように知ってないといけないんですもんね。
 さて、処刑の時。鉄砲で撃ち殺す、というのは腕が良ければ結構簡単に死ねるのかも知れませんが、当時の種子島レベルでは苦しいだけかな? 
 そして景虎がまさに鉄砲を構えたとき、勘助が信じているさる御方への思いが通じたのか、届きましたよ、鉄砲が。俗人扱いしてあさましいと切捨てた相手が意外や意外、命よりも忠誠を重んじ、主の方でも見捨てていなかった。というわけで勘助は無罪放免です。しかし、まぁ、手強い敵ですな。

 次回も気になる。幸隆様の命運は如何に?

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2007.08.18

第三十二回 越後潜入

OP。勘助ってこういう格好似合うなぁ。

 越後では勘助が景虎様とご対面中。ほぼ間違いなく勘助の素性はばれてますね。景虎はおのれが一番嫌いだという「風林火山」の文字を書付、鉄砲の試し打ちです。…上手いねぇ。「掠」を打ち抜かせたのも、景虎の性格付けかしら? それはともかく鉄砲100丁を揃えるまで勘助は人質として越後に足止めです。願ったり叶ったりなのか、策に溺れたのかはまぁ、微妙なところ。しかし伝兵衛は敵陣潜入は向いていないのではないのかい…?
 さて存分に家中を探れると喜び勇んでいた勘助。この人も敵陣潜入には向いていないのでは(苦笑) 浪ちゃんに薙刀突きつけられて詮議されています。まぁ、詮議されるはな。

 さて信濃。いろんな人がいろんな思いで集まっています。砥石城攻略に向けて出陣した晴信。義父を討ち取られて真田への恨みをつのらせる平蔵。(てか、真田家にも仕えてたくせに…。) そして村上。武田への恨みに燃える平蔵は勘助ならどうするかを考え、武田を油断させてから背後より攻めかかるという作戦を実行します。その策にまんまと引っかかる武田軍。勘助の忠告も一瞬頭をよぎりますが、やっぱりこういうときはいけると思っちゃうのでしょう。

 一方越後。越後統一を目指す景虎はとうとう宇佐美と会うことに。互いが互いを見極めていた時期は終わった、ってことでしょうかね。こういう席に勘助が同席できるってのもすごいですが。
 しかし景虎、本気でこれ(天下取りなぞ望んでいない、天下をあるべき姿に戻したい)って言ってるんだとしたら、まぁ、すげえ自信ですね。なんていうのか、逆に怖い。自分だけが正しいと思ってる、みたいな。
 そして景虎・宇佐美・勘助で酒を酌み交わすことに。…美味い酒とも思えませぬが。景虎は甲斐の事を話題として持ち出します。やっぱり景虎の言ってることは怖い。てか、こういう人は当主にいただきたくないと思うのは柳瀬だけ? 綺麗事過ぎて辛そうです。それもこれも若さが為せる業かなぁ。宇佐美の言はうなずけるけど。
 そこへ宇佐美の忍びから武田が砥石城を攻めているという報せが届きます。動揺を隠せない勘助。更にその一月後。武田軍は砥石城を攻め取ることは出来ず、軍を返した村上本軍に大敗したと聞かされます。そして、武田の間者どころか、完全に素性までばれていた勘助。やっぱり敵陣潜入には(以下略)。

てなところで以下次号。

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2007.08.05

第三十一回 裏切りの城

OP。武田の勢いは止まりません。小笠原勢を打ち破り信濃府中を手中に収めました。が、またまた波乱の予感。今川に嫁いでいた晴信の姉が亡くなったという報せが。さてさてどうなることやら。

 深志城に入った武田勢。信濃全土を手中に収めるための拠点となる重要な場所です。信濃に残る強敵は村上義清のみ。その村上の軍に小笠原長時は逃げ込んでおりました。小笠原の口車に乗ったわけではないでしょうが(明かに呆れてたし)、武田との戦いを決意した村上は砥石城を固め武田軍を迎え撃つこととします。
 砥石城攻略。勘助は鉄砲を用いての戦を考えておりました。長期戦を覚悟している模様。そんな中幸隆様は特別な思いでこの戦に臨んでおられました。砥石城攻略が成功したあかつきには真田家に以前の領地を賜るとの約定を晴信から得ていたのです。この悲願成就を目前にしてちょっと功にはやりそうな幸隆様ですが、そこは勘助がちゃんと釘をさしておきました。しかし、本当に冷静にいられるものかねぇ。

 甲斐に戻った晴信は今川へ送る新たなる人質に娘・梅を差し出すことにします。戦国時代、娘=人質要員みたいなものでしょうからねぇ。辛いところですが受け入れるしかないでしょう。しかし萩乃ちゃんは上手いこと言いますねぇ。晴信の真意をさりげなく(?)確認ですよ。
 小山田さんは何を考えているのやら…。危うい空気がひしひしと流れていますねぇ。何を見ているんだか。
 一方の太吉の一家は相変わらずのどかでいいですね。勘助もこういう一家に囲まれて暮らすと少しは角がとれてよいでしょうよ。そこへ伝兵衛が鉄砲2丁を携え帰ってきました。晴信より先に太吉一家に鉄砲さわらせていいんかいとは思いますが、まぁ、勘助だからなぁ。
 その鉄砲を持って越後へ偵察に向かうと晴信に告げる勘助。やはり長尾景虎がどういう人物なのかが気になる模様。しかし晴信への信任が復活してからはまたこの二人の会話が安心して聞けますね。晴信様は越後より今川のほうが気にかかる様子ですが、村上さえ打ち払えば今川恐れるに足らずとの勘助の言に心動かされます。やっぱり娘を人質にやるのは厭だったのね。

 葉月からの報告で旧臣たちの中に村上の間者がいることが発覚。幸隆さまはこれを利用して逆に村上に謀略を仕掛けます。…こんな幸隆さまは見たくなかったなぁ。けしかけた相木さんも複雑な表情してますね。が、結局この迫真の演技で村上は騙され(私も騙されたわ)、松尾城に攻め入ったところを一網打尽にされてしまいます。そしてこの戦に当然の如く参戦している矢崎は見事なまでの死亡フラグを立て、討ち死にしてしまいました。あぁ。ところで須賀ちゃんは武田に通じてるの? それとも単なる私怨?
 
 その頃勘助は景虎の御前に。景虎は思った以上に手ごわいぞ~。てなところで以下次号。


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第三十回 天下への道

OP。晴信様がどうやら目を覚ましたみたいですよ。そして目を覚ましたといえば、こちらの方が漸く動き始めたようです。越後の長尾景虎。…どうしても陰陽師にみえちゃうんですけどね。

 さて、その景虎。兄晴景の養子となり親から子へと家督を譲り渡すという形で長尾家の家督を継ぐという形をとったようです。まぁ、小賢しいと見えなくもないんですが。それにしても武田が動とすれば上杉は静、武田を陽と見れば上杉は陰、って感じですね。ご兄弟の皆様もそんな感じ。
 しかし景虎さまは扱いにくい。「欲」って…。浪ちゃん可哀想ですぜ。(謝ってはいるけど何か違う。) 直江の父ちゃんも、こういう景虎の性格は見抜いてても良かろうに。覚悟してきたのに貰ったのは景時の叱責と巻物1巻とは、まぁ。良かったのか悪かったのか。
 越後統一を目指す景虎は、敵対する従兄弟・長尾正景を従わせるため宇佐美定満をキーマンと考えているようです。「正義」大好きの景虎は一本筋が通った宇佐美を敵(?)ながら認めているようですね。一方で宇佐美の方は景虎がどう動くか、その器量を測っているようです。まだまだ未知数。

 一方、甲斐。勘助は鉄砲調達に動いておりました。個人的には鉄砲が登場してからの戦ってのはイマイチ好きになれないんですけどね。何か、効率よく殺すための道具みたいでさ。それはともかく鉄砲初打ちは伝兵衛でした。
 そして村上側では平蔵が村上の近習として取り上げられていました。出世しましたねぇ。しかし、幸せは続きませんよ。ヒサを側室にとの話が…。平蔵はどうやら側室として上がるのがヒサの幸せと思っているようでしたが、矢崎は平蔵にこそヒサを嫁がせたいと考えていたようでした。うーん、新たな火種にならねばよいが。

 鉄砲調達に奔走する勘助は駿河の義元に港を貸して欲しいと願い出ます。寿桂尼の口添えで港を手配してもらえることとなりましたが、そこで嫌味なのか牽制なのか、北条の話が登場。北条に追い詰められた上杉が長尾家に援軍を求めたという話を聞くことになります。長尾景虎、長尾景虎。皆が新当主、長尾景虎がどういう人物か見極めようとしています。
 港を手配してくれるという寿桂尼ですが、義元の北の方の具合が悪いということで武田と今川の盟約が崩れるのを恐れ、新たなる人質を求めてきます。やっぱりこのお方も只者ではございませんね。

 そして天下取りに向けて晴信・勘助も動き出します。武田としてはやはり海が欲しいところ。てなわけで信濃・越後へと目を向けています。上田原での敗戦で失ったものも大きかったですが、得たものも確かにあったようですね。でも、天下への道ってのはやっぱり戦いの連続になるんだなぁ、と。そこでね、以下次号。次回も波乱の予感。

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2007.08.01

第二十九回 逆襲!武田軍

遅くなってすみません。先週の大河感想です。

OP。前回のハイライト、両雄の死。板垣死すとも…?

 板垣・甘利らの死、初めての敗北。茫然自失の晴信ですが、これを受け入れて強くなるしかないですね。認めたくないものなんですよ、若さゆえの過ちは。村上勢が去ったあとも陣を払おうとしない晴信を見かねたのか、駒井さん(…だったかな?)は大井夫人に晴信を諌める手紙を書いてもらいます。さすがに母の率直な言葉は堪えたのか、晴信は漸く甲斐へと戻る決意をします。しかし大井夫人は見事な人だ。さすがは人の上に立ち続けてきた人ですね。どれほど長く人の上に立っていても「人の上に立つ責任」ということをちゃんと知っている人って案外少ないと思います。
 そんな大井夫人の元に甘利登場!まぁ、甲斐のことなど案ぜず安らかに眠れと言われましても、「何があっても甲斐の地にいる」という出陣前の台詞を実行しているわけで、ねぇ?

 さて信濃では武田が負けたとの報せで小笠原はやる気まんまん。いや、やる気満々なのは高遠か。今こそ武田を討つべしとの声が高まっています。というわけで、勘助は小笠原凋落にいそしむことに。板垣の遺志でもありますし。  
 今の武田が置かれている状況を三条に語る晴信。最近影が薄かった三条ちゃんですが、ここぞとばかりにおいしいトコどりです。晴信も己を省みる時間を持ったことで、徐々に見失っていた心を取り戻したようで。大きな犠牲を払いましたが、まぁ、これも試練の一つということで。

 小笠原軍の出陣に晴信も軍を率いて進発しますが、すぐに信濃に入らず敵を油断させる作戦に。武田が弱体化したと思わせることで敵が油断するだけでなく、味方である諏訪衆までもが裏切る危惧もありますが、武田勢が息を吹き返すためには絶対に負けられない戦い。利用できるものは最大限に利用しようとしています。何だかんだでそれなりの準備もしていますしね。ところで小山田さんのあれは、死亡フラグ?

 勘助の策にのりたるみきった小笠原軍。上原城に入った武田軍は一気に小笠原勢を打ち払う為奇襲をかけることとします。その軍議の席に現れたのが諏訪満隣。なんと武田の先陣を願い出ます。上田原の戦い前に板垣に求められ揮毫した「諏訪法性」の旗が、諏訪勢を武田の為に戦うと決意させたのでした。板垣の遺したもの、一つ。

 武田勢の奇襲により、小笠原軍は敗北。高遠の「おのれ」の舞は、まぁ、高遠らしい感じでしたね。ちなみにおのれ×9だったようです。
 小笠原との戦が終わりそれぞれの心模様。生き残ったことを恥じる諸角。晴信を兄ではなく、主君として仕えると宣言する信繁。いや、かなり出来た弟君ですね? 今度の戦いでも死に損なった伝兵衛。板垣を思い嘆き悲しむあまり、冷淡な反応をする勘助に食ってかかりますが、まぁ、板垣も勘助にそういう感情は求めてないでしょうよ。勘助には晴信を託したんでしょうから。確かに嘆き悲しむ暇などありはしません。

 そして晴信。板垣に救われた晴信は諏訪明神の神号にむかい、板垣へ誓いをたてます。「人は城、人は石垣 人は堀 情けは味方 仇は敵なり」と。そしてここでもお亡くなりになった方の登場です。そういえば、板垣の着物やら前立やらはトンボでしたね。晴信を褒め、やけに爽やかに去っていきました。晴信の号泣とともに以下次号。

来週は長尾景虎×4ですよ。

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2007.07.20

第二十八回 両雄死す

もうタイトルから(泣) 死亡フラグどころの騒ぎではないよね。
気を取り直してOP。「若」の頃の晴信を久々に見るとすごくすがすがしい。あの頃の突き抜けるような声、また聞きたいなぁ。
しかし、武士とは己の信じた主君にこうまで尽せるのですね…。

 大井夫人の元を訪れる甘利。甘利の言に感ずるものがあったのか、大井夫人は「何があってもまたこの甲斐へ戻らねばなりませぬ」との言葉をかけますが、甘利の答えは死を覚悟しているものの言葉でした。「何があっても甲斐の地とともにいる」、って。明かに生きて帰るつもりがないとしか聞こえませんよ…

 そして、出陣。上田原の戦いの始まりです。先陣は板垣と甘利。ともに武田家の為に死をもいとわない覚悟です。しかし、士気でいえば村上の方が高そうですね。戦続きで食傷気味の武田軍と、貪欲(?)な武田から己の里を守るための戦い。志賀城のことを持ち出せば尚のこと村上方に説得力があるように感じられます。

 両軍激突。大河ドラマで久々に規模のでかい合戦を見た気がします。それはともかく、武田本陣にも戦の様子が次々に知らされます。板垣の軍が突出していることを知った晴信は、己の為に勝ちを急ぐ板垣の意図に気付いたようですが、まだまだ暴走中には変りはないようです。
 その板垣の陣。…哀しい決意だなぁ。(ここんとこコレばっかり。)

 一方の甘利。村上の首を獲って戦を短期間に終わらせようと画策してた甘利は、自らの計画を初鹿野に伝え、単身敵陣に乗り込みます。板垣にしろ甘利にしろ、晴信を想い甲斐を想い、自らの命を賭してまで守りたいものがあるというのは、美しくもあり哀れでもあるなぁ、と平和ボケした頭で思ってみたりなんかして。
 さて甘利の「裏切り」の報を聞いた晴信。今回最大の見せ場ですよ。「おぉぉおおのぉおれぇえええー、あぁ~まぁ~りぃ~」な晴信様です。(見たことは無いけど)歌舞伎っぽかったですね。信じていたからこそ、裏切られた時の怒りは大きい。しかし、怒りに任せて甘利一族皆殺しを命じる辺り、まさに暴君という感じです。が、ここで晴信を諌めたのは勘助でした。勘助はこの「裏切り」を出陣前の甘利の言動から謀と見抜き、とりあえず静観する形をとったようです。

 村上の陣。甘利は総攻めの号令を下そうとした村上に斬りかかりますが、これは阻まれてしまいます。…うーん、ちょっとタイミングが悪かったかなぁという気がしますが、暗殺の機会ってのは分からないですよね。そして甘利の策を阻止したのが平蔵でした。これからも事あるごとにこういう風に活躍するのかなぁ。

 戦を迅速に終わらせるため、死を覚悟で働く(甘利と)板垣を救うため、晴信は自ら兵を率いて出陣します。二人に晴信を託された勘助としてはどうやっても止めるべきではありましたが、これはまぁ制止するのは無理でしたでしょうな。たとえ勘助を信任したいたころでも。

 そして甘利の死。板垣は甘利の思いを受け取り自らも死地へ赴きます。全ては甲斐の為、晴信の為。獅子奮迅の働きをする板垣を晴信はどのような思いで見つめていたのでしょうか。力尽き倒れる瞬間を。晴信の絶叫が響き渡ったところで以下次号。

今回はこの歌で締めさせていただきましょう。
「飽かなくもなほ木のもとの夕映えに月影やどせ花も色そふ。」

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2007.07.14

第二十七回 最強の敵

OP。前回の復習でした。ブラック晴信降臨。誰か止めてあげて~。

 勘助&平蔵。いやいや、平蔵は間者に向いてないよね。まっすぐ過ぎる。これでばれていないと思っているようだったら尚のこと。話をそらすために平蔵が持ち出した美瑠姫の話題。その美瑠姫ですが、…おやおや、まぁまぁ。小山田さんは本気で美瑠姫をお好きなよう。この人策士に見せかけて、意外と可愛いですよね。逆にもてあそばれちゃいそうだ。
 晴信&板垣。ブラック降臨中の晴信は諏訪の治め方を一変させようとします。板垣は晴信を諌めますが、聞く耳持たず。戦に負けるのがそんなに怖いかとの板垣の苦言に晴信は面白くない顔。やっぱり図星さされると痛いですね。

 さて、またまた戦の匂い。戦続きの甲斐の国、信繁はしばらく戦を見合わせるべきと晴信に告げますが、晴信はやる気まんまん。重臣たちに村上との戦を宣言します。甘利もやんわり止めようとしますが、今の晴信には届きません。血気にはやった一部の臣は村上攻めに賛同します。
 ここで初めて晴信は勘助に目を向けます。次なる敵はいずこかとの問いに勘助は「敵は晴信の心中にあり」と諌めますが、晴信は激昂。勘助の言葉を退け村上攻めに取り掛かることとなります。板垣・甘利は苦い顔してましたね。甘利は勘助があえて晴信に負け戦を経験させようとしていることに怒りを隠せません。しかし、甘利様の言は重い。勘助の仕事は戦が始まるまでにほぼ8割方完成していますが、実際に戦場で働く甘利様だからこそこういう台詞がいえるんだろうなぁ。ところでこのシーンは勘助と甘利の和解、と思ってもいいのかしら?

 大井夫人を訪れる信繁と諸角。意外と諸角の言は当たっているのやも。信虎が晴信を恐れていたってのはその通りだろうし。母上さまはこの言葉をどのように受け止めたのか。辛いところだね。

 相木は平蔵に武田出陣の報せを持たせ村上へと送り出します。が、平蔵は途中甘利の家来に捕らえられてしまいます。平蔵の「本当に逃げるのか」発言には思わず失笑。いやいや、今回はめちゃくちゃに真剣な話ですから、少しくらいはね。
 平蔵を捕らえた甘利は矢崎に村上への取次ぎを求めます。甘利は相木が武田の間者であることを告げた上で、武田の出陣が8月ではなく2月と伝えます。その上で甲斐を思うがあまりの裏切りであり、武田討伐が成功したら甘利の後ろ盾になれと伝えます。哀しい忠誠心、ですね。あー、晴信、早く目を覚ましなさい。

 さて、甲斐。小山田&美瑠姫の登場です。…あら、まぁ。
 諏訪では不穏な動き。板垣はその噂を聞きつけ、諏訪へ戻ることとします。勘助は小笠原に目を向ける板垣に弱気になっていると告げますが、板垣もそんなことは百も承知。今回がたとえ無理な戦であろうとも、晴信に万一の事がないように、万全の準備を整えておくことが必要なわけです。板垣の悲痛な想いは勘助に届いたかなぁ。やっぱり勘助には甘利や板垣のような甲斐の国へ対する特別な重いってのはないってことが今回は思い知らされたような。勘助が尽すのはあくまで人、ですからね。
 晴信の恐れを正確に見抜いているのは板垣・甘利、そして由布姫くらいか。「負けるのが恐ろしい」。この台詞を由布姫ではなく他の家臣、例えば勘助だとか板垣だとかに告げることが出来ればまた違ったんでしょうけどね。もしかしたら大井夫人も気付いているかもしれません。

 諏訪から戻った板垣&勘助は再度晴信を諌めます。敵は親方様の心にあり、という言葉。晴信様は自身で見極めよという意味に捉えたのね。激しい言葉で諌める勘助を押さえ、板垣は親が子に諭すように、守役として晴信を教え導いてきたように、切々と訴えかけます。板垣のこの言葉に心動かされなきゃ、嘘ですよ。さすがの晴信も神妙な面持ちに。

 そして、来週の予告。…ちょっ(泣)
 

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2007.07.01

第二十六回 苦い勝利

OP。諏訪にいる板垣の元に志賀の笠原が挙兵したとの報せが届きました。さてさて、親方様はどのような戦をなさるのでしょうね。なんつーか、タイトルが如実に示してる気もしますが。

 晴信のお手並み拝見。まずは信濃の先方衆を呼び寄せます。親方様の(偉そうな?)態度に重臣たちはちょっと不安そう。あの態度では遠からず離反するでしょうよ。弟君がちょろっと口に乗せた「勘助」にも過敏な反応を見せていますね。うーん、よくない傾向。
 一方笠原から援軍の要請を受けた村上勢。これぞ軍議、って感じですか。武田のはどっちかっていうと晴信の独壇場、みたいになってましたから。

 そして景虎ですよ。どこぞの陰陽師かと思いましたが、あまりにも色白でちょっと顔色悪く見えちゃいましたが、思っていたより似合ってる気がします。(どんな風に思ってたんだか。) 「義」なき戦を嫌う景虎ですが、時代はそれを許さず結局は兄と戦うことに。家督を継いだ景虎が本格的に動き出すのはさぁ、いつだ?

 さて相木さん。もうどれが本当の顔なんだかよくわかりません。こういう人は信じられないなぁ。村上の出陣を上手く防いだようではありますけど。
 そしてもう一人。よく分かりにくい人が飛び込んでまいりました。平蔵ですよ、平蔵。真田の陣に加えて欲しいとの事ですが、明かにアヤシイ(笑) 矢崎以外に仕えるわけないじゃないですか。思ったとおり村上の間者でしたけどね。

 上杉勢が動いたとの報せが晴信の元に届きます。力攻め一辺倒の晴信に対し、勘助は異を唱えますが晴信は黙殺です。村上の援軍はないと言い切っちゃいます。自分の謀略に自信がおありのようで。板垣・甘利はそんな晴信を信虎と重ね合わせていますが、個人的には信虎よりタチが悪いような気がしますね。父親のやり方に反発してたくせに同じ道を通っちゃうあたり。まぁ、人は自分がされていたことをやっちゃうとはいいますが。しかし、晴信君は悪役顔がよく似合う。

 志賀城降伏の使者に勘助が選ばれます。が、それは勘助が訴え続けた慈悲を以ってしての降伏勧告ではありませんでした。討ち取った敵兵の首を掲げての降伏勧告。そりゃ笠原勢も徹底抗戦しますわな。ところで、小山田さんは勘助を救ったのかな? あのタイミングでの城攻め進言は、勘助の立場を慮ってのことのように見えちゃうんですけど。(でも勘助のこと絶対きらいだようなぁ。) 小山田さんってば結構晴信の意見に迎合するようなこと言ってますが、本心がイマイチわかりにくい。彼もよくわからん人ですな。ところで美瑠姫、きれいになりましたなぁ。海ノ口城では可愛かったけど、今回は綺麗がぴったり。小山田さん、役得です。

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